
はじめに
世界のニュースについてのまとめ記事を配信いたします。
世界の株式市場
今日は日曜日ですが週に1回は今月のパフォーマンスを分析したいと思います。


ここは少し面白いです。ヨーロッパはかなりパフォーマンスが低いです。そしてその中でも年間の方を見るとイギリスとスペインがかなり低く、ドイツは上がっています。この辺りの差にも注目して下さい。

一通り目を通すと、アジアとアメリカは順調に上がっていますがヨーロッパは下がっているということです。
これは、経済ニュースで第2四半期のGDPなどを発表していましたがその値がかなり予想を下回ったりしていたようなことが原因だと思います。
経済ニュース
日曜日なのであまり発表されていませんが、今週発表されるニュースを紹介します。
一番大きなイベントは、Jackson Hole symposiumというものが開催されます。これが何なのかというと、毎年開催される経済学者や先進国の中央銀行総裁が集まって議論をする会合です。これは、勉強会のようなものです。
ただ、今後のヒントになるようなことが出るかも知れないので、株式市場は注目をしています。
他には、アメリカの第二四半期GDPデータです。予測は既に発表されていて、今週発表されるのは確定値です。ほとんどの先進国は予測を出して、確定値を出します。
他には、GDPがドイツとカナダで発表されます。皆さん、GDPは遅れている過去の情報です。GDPとPMIをどうやって分析するかについては過去に紹介したのでぜひビデオを見て下さい。
他には、ユーロの企業態度指数が発表されます。昨日のニュースで扱った消費者の態度指数はまだ回復していません。それ以外のPMIとか株式市場は回復しているのですが、人の気持ちの部分が現れるものは企業でも消費者でもまだ回復していないのでそれを見るのも大事です。
最後は、中国の工業指数や韓国の中央銀行の会合が開催されます。
社会ニュース
世界のコロナ感染状況

今日は261,802人でまだ前のピークは超えていません。僕の説では第二波は終わっていると言っていますが、その説はまだ続いています。

死者数は5,343人です。これも新規感染者数と同じく下がっていると認識しています。

国別に分析してみると。アメリカが43,829人、ブラジルが46,210人、インドが70,068人、ペルーが9,169人、コロンビアが10,965人でした。
インドがまた上がってしまいました。ここで注目してほしいのは先週末ブラジルが大きく数字を下げました。なので、それがテストの件数の影響なのかと疑っていました。なので、今週の結果がどうなるのかここ数日の人数を注目してみて下さい。
TikTokがトランプの禁止命令に対して対抗しようとしている
他のニュースは、TikTokがトランプの禁止命令について対抗しようとしているというニュースです。ここがどういう風になるのか注目しましょう。
S&P500の60%の株はまだ戻っていない
もう1つ面白いニュースは、S&P500というアメリカの一番大きい株式指数がコロナ前の最高値を付けているが、60%程度の株はまだ戻っていないというニュースです。
アメリカの下院で郵送サービスへの資金繰り支援の法案が可決した
他には、少し遅れているが、アメリカの下院で郵送サービスに関して資金繰り支援策を可決したというニュースです。これが注目される理由は、大統領選挙にて民主党が郵送選挙をするために問題が起こらないようにお金を贈ろうとしていると言われています。事実はわかりませんが、大統領選挙への戦略の1つだと思います。
南アフリカのワイン製造メーカーはコロナの影響を受けている
他には、南アフリカのワイン製造メーカーはコロナの影響を受けるというニュースがありました。
アメリカの抗議が暴力的なのは元々の理念に反している?
他には、アメリカのポートランドで抗議をしている人たちは元々の抗議の理念に関して逆の暴力に対する抗議を行っているというニュースがあります。これはマイノリティなのか、マジョリティなのかわからないのでどう受け止めるのか難しいです。
トルコとギリシャの天然資源に対するテンションが高まっている
Economistは今まであまり紹介していませんでしたが、良いニュースを出しているので見たほうが良い。ただ、英語のレベルは少し高い。
Economistで上げられていたニュースは、トルコとギリシャの天然資源に対するテンションが高まっているというニュースがあります。これはトルコリラに対する影響があるというニュースもありました。
まとめ
僕の意見で今日一番重要なものは、Jackson Hole symposiumです。日本の皆さんはあまり知らないかもしれないと思っています。これをぜひ注視してください。これは世界の中央銀行の総裁が集まってスピーチをするので重要です。特にリーマンショック以降は中央銀行が何をするかによってマーケットが大きく動いています。
もう1つは、アメリカのS&P500が最高価格を更新したが構成銘柄の38%しか回復していなく、62%は回復していないというニュースも重要です。(これに対するビデオも上がっています)ここで誤解しないでほしいのはこれはリーマンショック以降ずっと起こっていることです。数少ない数がS&P500をリードしています。そして、これはマクロファンドの影響があると思います。
質問コーナー
香港ドルは米ドルとペッグされているのに、なぜ2800を長期で保有すべきか
理由は2つあります。
①香港ドルペッグは完璧に固定されているわけではない
②通貨の歴史を見ると、途上国の通貨はまず米ドルとペッグされる。時間が経って成長すると固定されなくなります。なので、それが起きる時には香港ドルはかなり上がるかもしれない。
それによって、香港の株、中国の株を保有するだけでなく香港ドルを保有できる戦略の1つだと思い、オススメしています。
筆者が理解のために何度も動画を繰り返したペッグ制についてはこちらで理解できると思われます。
おわりに
英語動画
元動画
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