アメリカ株、損切りか買うか?もっと深いチャート分析を紹介します(ボリンジャーバンド)

はじめに

アメリカ株式市場。特に銀行株。損切りをするのか、もっと買うのか。
ここに対するアップデートをしたいと思います。
今日のニュースでも話しましたが、重要なニュースも出たのでこのタイミングでアップデートするのは適切だと思います。
マーケットの62%はまだ回復していなく、回復しているのは38%しかありません。しかし、マーケット全体はコロナ前の水準まで回復しています。これは一体どういう意味なのか!これを考えていきたいと思います。

今日のテーマ

①今日出たニュースと銀行株のオススメのレビュー
②チャート分析、テクニカル分析(ボリンジャーバンドの使い方)
③僕のオススメ

①今日出たニュースと銀行株のオススメのレビュー

今一体何が起こっているのか。2月19日にコロナショック前の最高値をつけていて、8月18日にアメリカの株式市場は歴史最大値になりました。しかし、6割以上はコロナショック前より下がっています。
S&P500とはアメリカのいちばん重要な株式指数です。このウェイトを見てみると。(ダンさんが使っているサイトはこちら

S&P500のウェイト

Techが圧倒的に大きなウェイトになっています。これは歴史的にすごく上がっています。

S&Pのセクター毎ウェイト推移

2016年までしかないのですが、今は24%です。そして1995念には9%しかなかった時期もあります。だからものすごく上がっています。他の上がっているウェイトはヘルスケアですね。あとはほとんど下がっているんです。
特にエネルギーとか見てみるとすごく下がっています。

エネルギー部門のウェイト推移

昔は高い時期もありましたが、今は3.5%しかないんです。
だから、S&P500が上がったと言ってもすごく集中的に上がっているんです。昔はもう少し幅広かったですが今はTechに偏っています。そしてエネルギーは圧倒的に小さくなっています。
これが一体XLFとどう関係あるのか。

②チャート分析、テクニカル分析(ボリンジャーバンドの使い方)

S&P500 – Chart

S&P500を見てみても本当のストーリーが見えないんです。S&P500は今は上がっています。
セクターごとに見てみます。指数ではなく、ETFを見てみます。
まずは、Techです。

QQQ – Chart

Techはコロナ前までに戻っています。戻っている以上に上がっています。

XLY – Chart

一般消費財もコロナの前まで戻っていて、それ以上に上がっています。

XLP – Chart

生活必需品もコロナ前の状況まで上がっています。

XHE – Chart

ヘルスケアもコロナ前の状況まで上がっています。

XLF – Chart

金融の方は全然回復していません。

XLE – Chart

エネルギーの方も全然回復していません。

XLI – Chart

工業の方はほとんど回復しています。ただ、完璧に戻っているわけではありません。

IWM – Chart

中小企業の方もまだ完璧に回復しきってはいないです。

皆さんに気づいてほしいのは大きなストーリーです。Techの方がもっと回復している。コロナの影響で物流の動きが難しくなり伝統的なものの部門が回復が遅れている。
だけど、これはずっと続いています。20年くらい続いているんです。DOW JONESとNASDAQの比率を見てみると。Techバブルが弾けた2002年くらいからずっと起こっているトレンドなんです。

DJI / NDX – Chart

DOW JONESの方がずっと低いパフォーマンスになっているんです。NASDAQの方がずっと上がっているんです。このストーリーはずっと続いています。今も続いています。
これを聞いて、これがどう銀行株と関係あるのか。銀行株は短期的に買うというオススメをしました。
長期とは別です。長期は以下のように分散させて積み立て投資をします。

短期でXLFをオススメしました。

XLF – Chart

XLFをオススメした理由はMACDが良かったからです。そして、その後にすぐ上がって、落ちてきました。
これは、損切りしたほうが良いの!?
チャートを見てみましょう。今日は普通より上級レベルの細かい分析の仕方を教えたいです。
まずは、MACDの設定をいじります。この設定はいつも僕が使っているものです。

XLF – MACD(設定)
XLF – Chart

前の上がるところで買い始めて、今は下がっています。
OK!ダン!規律的に売るんでしょ!?ルールを守るんでしょ?
たしかにそうです。だけど、MACDは今回のパターンが適切かどうかは前回と比べないといけない。

XLF – Chart

前回起きたのはオススメの1ヶ月前でした。比べる時には期間も重要です。1週間前だったらすごく重要で、1年前だと重要ではありません。
1ヶ月前に同じ傾向があり、当たっていなかった。なので、MACDは本当に信用できるのか。
ここで、紹介したいのはボリンジャーバンドです。ボリンジャーバンドはよく使っていますね。ワニの口、鳥の口。狭い、広いって。これは浅い使い方です。もう少し上級レベルの使い方があります。

XLF – Chart

ボリンジャーバンドの幅はどれだけ変動率が高いかで計算されます。そして、この商品のボラティリティはBollinger band Width(BBW)という分析方法があります。

XLF – Chart

ひとまず、ボリンジャーバンドを見ないでBBWを見ます。
今はボリンジャーバンドの幅がとても狭くなっています。変動率は低くなっています。
そして、次に調べてみるのは過去に変動率が同じ程度に低かったのはいつかということです。

XLF- Chart

それがあったのはコロナショック前です。なのでその時のチャートを見てみると。

XLF – Chart

その頃のMACDは行ったり来たりしています。あまり使えなかったということです。標準偏差が低いということはボラティリティも低いということで、ボラティリティが低いということはMACDも行ったり来たりしてしまいます。
そういう風なツールなんです。MACDには過去のビデオで説明しているのでぜひそちらを見て下さい。
今はMACDを見るのが適切なのか。ストキャスティクスも似ていますよ。完璧同じではないですが、似ているツールです。だから、両方とも使えなくなっているかも知れない。
こういう時はどうするの?トレンドが読めない。
色々な説があります。僕の説ではこういう時は少しズームアウトして中期的なトレンドを見てみます。
週足で見てみます。

XLF – Chart(週足)

週足で見てみると、今は上がるトレンドになっています。週足になったのでMACDの設定を少し低い数字にします。もっと短いトレンドを見たいので。なので、普通の設定の半分6,13,4にしました。

XLF – Chart

そして、これを見てみると。上がっているように見えます。もう少しで交差するかもしれないですが。
設定をいじることによって週足でも短期的な分析ができるんです。
だから、短期的にはまだ上がるかもしれないと思います。

③僕のオススメ

オススメは何か。投資は自己責任です。最後は自分で判断して下さい。
僕のオススメは、半分切ります。ルールはルールなので。最初に買った理由が下がっているからです。なんでも自分の言葉は守る。
そして、いっぺんにポジションを切るようなことはしません。徐々にやります。それがパターンです。ぜひ習慣的に身に付けて下さい。
9月からは大きな投資機関が戻ってきます。そこでBBWの標準偏差も上がってくると思います。

XLF – Chart

そこで実際にトレンドが見えてくるのでそれを待ちたいです。マーケットではTechが上がっています。そして、他のセクターもほとんど追いついているので金融も追いつく可能性があると思います。なので、これを待ちます。

今日もありがとうございます。
ぜひ、英語動画も見て下さい。

おわりに

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