世界の賃金上昇率を見てみる!日本の賃金上昇率が0%に近いのは特別か?

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はじめに

いつもダンさんのビデオの中で日本の賃金を見て、ずっと0%近くにいるのはこんなのありえないよ!!と述べるので実際に世界の賃金を見てみようという企画です。

世界の賃金成長率を一覧で見る

日本

まずは、基準とする日本の賃金上昇率です。
ここ25年程度は0にほとんどくっついていることがわかります。

日本の賃金上昇率の推移 – TRADING ECONOMICSより引用

ヨーロッパ

ドイツの賃金上昇率の推移 – TRADING ECONOMICSより引用
イギリスの賃金上昇率の推移 – TRADING ECONOMICSより引用
イタリアの賃金上昇率の推移 – TRADING ECONOMICSより引用
スペインの賃金上昇率の推移 – TRADING ECONOMICSより引用
ロシアの賃金上昇率の推移 – TRADING ECONOMICSより引用
スイスの賃金上昇率の推移 – TRADING ECONOMICSより引用

アメリカ

アメリカの賃金上昇率の推移 – TRADING ECONOMICSより引用
カナダの賃金上昇率の推移 – TRADING ECONOMICSより引用

オセアニア

オーストラリアの賃金上昇率の推移 – TRADING ECONOMICSより引用

ひと通り見て

ひと通り見て、日本と近いチャートだと思った部分があります。ロシアです。
ロシアは2008年辺りまでは高い賃金成長率になっていましたが、リーマンショック以降は低迷している、、、ように見えます。
見えてしまいました。

ロシアの賃金上昇率の推移 – TRADING ECONOMICSより引用

縮尺を10年に変えると違う景色が見えました。全然日本と同じではありません。上の初めに見たロシアのチャートは右の目盛りがとても大きな数字になっていました。
そうすると、やはり日本は特別な状態に陥っていると見ることができます。一番近いチャートだとスイスが該当しますが、それでも毎年確実に成長をしています。

ドイツのチャートが少しおもしろい

唯一、おもしろいポイントを見つけました。
2000年から2010年のドイツです。この時期はマイナスの時期も多く順調に賃金が上昇しているようには見えません。
そして、その後に回復をして賃金が上昇するようになっているということも気になるポイントです。

当時のドイツで何が起こったのかを見てみる

このドイツが復活した事例を知ればもしかしたら日本が進むべき道も見えてくるのではないかと考えました。そのため、いくつか資料を読んでみました。

ドイツはなぜ蘇ったのか(みずほ総合研究所)

ユーロ導入で得をしたのはどの国か?

ドイツにおけるシュレーダー改革後の社会保障・経済情勢の推移

かつては”欧州の病人”、今や”一人勝ち”その国は?

色々読んでみると、ドイツでは2003年にシュレーダー首相の元で労働市場改革がすすんでいました。
その労働市場改革によって賃金上昇が抑制されていました。そして低賃金労働や派遣労働を活発化するという政策も取られていました。
そして、その賃金上昇の抑制によって企業が体力を付けることができるようになったという話題があります。
それと同時に所得税率の引き下げや法人税率の引き下げも行っていました。
これらによって、ドイツは復活し欧州で一人勝ちをしているというように言われるようにまでなったのだと言います。

日本はどうか?

ドイツの事例を見て、少しワクワクしました。
なぜか?
日本も最近アベノミクスの中で低賃金労働を広げるような派遣労働の拡大を目指した政策を打っていたためです。
この派遣労働拡大の法案が通ったのが2015年の9月です。
ドイツのシュレーダー政権が労働改革を行ったのが2003年辺りで実際に賃金が上昇するという成果が出たのが2010年辺りからです。
だから、もしかしたら2022年辺りには日本でも賃金の上昇が見られるのかも知れない?と思いました。

まとめ

ここまで見て、もしかしたら日本も良い方向に行くのでは?感じたかもしれません。
最後に、私ががっかりした資料があります。
日本とドイツのGDPのチャートです。

日本のGDP – TRADING ECONOMICSより引用
ドイツのGDP – TRADING ECONOMICSより引用

思ったより変わらないじゃないかーーー!!(T_T)
今回は賃金を見てみようという話でした。こうやって一覧にしてみると発見があるなと思いました。
そして、日本のような状況に陥っているのは過去を振り返ってもあまり事例がないことにも驚きました。
日本が解決して、将来の他の国のロールモデルになれると良いですね。

今日は見てくれてありがとうございます!
すごーく浅い分析になってしまいましたがお付き合いいただけて嬉しいです。

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