中国はコロナから本当に復活しているのか?株を買うのは安全か?経済データとチャートを見て中国のイマを探る!

はじめに

中国!今年たぶん一番話題になっている国です。
コロナ!国家安全法!ウイグル人に対する姿勢!
しかも、中国の経済も数ヶ月前はものすごい経済後退になるかもしれないと言われていたが、経済は回復している。
そして、株価もコロナの前を上回っている。

上海総合指数

この回復は本物なのか偽物なのか?
それと、あなたのポートフォリオの中でどう投資するのが良いのか解説します。

今日のテーマ

①中国経済の分析
②中国株式市場の分析
③僕のオススメ

①中国経済の分析

中国の経済の回復が本当なのかを見極めるためには、色々なデータを見る必要があります。
僕はトップダウンで分析していくのが好きなので、トップダウンで分析してみましょう。

まずはGDPです。

中国の年率換算GDP推移 – TRADING ECONOMICSより引用

6.8%の減少が第1四半期に起きました。そして、第2四半期には3.2%上がりました。
これだけだとまだ浅い分析です。

トップダウンのGDPの次のレベルはPMIです。
PMIについては過去に解説しているのでそちらもぜひ見て下さい。
PMIというのは毎月発表されている、多くの企業に世論調査をした結果を集計したものです。その調査の項目は4つくらいあります。
1.新規注文指数、2.在庫の指数、3.雇用の状態、4.価格の状態
などを調査したものです。

この調査の総合値が50以上だと景気が拡大していると判断でき、50以下だと景気が縮小していると言えます。
なので、次はPMIを見たいです。中国のPMIは4つ出されています。
そのうちのプライベートセクターの製造非製造のPMIを見ます。

中国製造業PMI

この製造業PMIは430企業の世論調査の結果を集計したものです。
これを見ると、50以上になっています。さらに、コロナの前より回復しています。

次に見るのは非製造(サービスのPMI)です。

中国のサービスPMI

これは400の企業が対象になっています。
ここを見ても、回復を示しています。

これだけでも足りないです。もっと見てみましょう。
もっとデータを見るほど、良い分析になると思います。

次に、輸入と輸出を見てみましょう。
物流を見て、どれだけモノが動いているのかを把握しましょう。

まずは輸出です。

中国の輸出

輸出もかなり回復しています。そして、コロナの前まで回復しています。
やっぱり、輸入も見たいですね。
輸入の方が他の国が発表しているので中国の政府が操りにくいです。

中国の輸入

輸入を見ると、コロナ前まで完璧には回復していないですがほとんど回復しています。

そして、この輸出と輸入を合わせたものが貿易収支です。

中国の貿易収支

ここを見てみると、これはかなりの回復を示しています。

次に見たいのが工業生産指数です。

中国の工業生産指数

PMIと似ているけど、少し違うものです。
これも何ヶ月間も安定してプラスになっています。

次に見たいのは小売リテール指数です。

中国の小売リテール指数

これもコロナのときに落ちていますが、回復しています。

これを全部見てみてもまだ信じたくないかもしれません。
IMFを見てみましょう。
IMFはアメリカとかヨーロッパが主導しているものなので、中国が操ることはとても難しいものだと思います。
そして、ここを見てみると。(日本語版がリンクしてあります)
GDPの予測がほぼ全部の国でマイナスですが、中国だけはプラスになっています。
ここがすごいと僕は思いました。

②中国株式市場の分析

チャート分析についてわからないことがある場合

MACDRSIボリンジャーバンド等のテクニカルのやり方をがわからなかったり復習したい場合は過去のビデオを見て下さい。投資のスタンスに関しては、長期投資について短期投資についてシャープ・レシオについても見て下さい。

長期的に分析する

経済データの次に株について今日は長期的に分析してみたいと思います。
長期的に分析する時は月足を使うのが好きなんです。

中国を見るときにはSHCOMPを見るんです。
もうひとつは香港総合指数です。
長期的に見ると、この2つの相関性は高いです。

上海総合指数

上海総合指数(SHCOMP)

20年間で見ると、線を引いているようにフラッグパターンの中にいます。
そして、MACDは上がっています。
RSIも上がっています。

上海総合指数

ただ、ボリンジャーバンドには懸念を持ちます。
今はちょうどボリンジャーバンドの上を突破しているので少し過大評価されているかもしれません。

香港総合指数

次にいきましょう。香港総合指数です。

香港総合指数(HSCEI)

また20年で見てみましょう。
これも大きなフラッグパターンです。
ここでおもしろいのはMACDは少し顔を出していますが完璧に上がっている方向になっていないんです。

香港総合指数

そしてRSIはまだ50以下です。

香港総合指数

そして、ボリンジャーバンドは真ん中以下にいます。
だから中国株と全然違うような気がします。

そしてもう1つ短期的にも見てみたいです。

香港総合指数(日足)

短期的に見ると、MACDは上を向いています。
おもしろそうな感じになっています。

上海総合指数(日足)

上海総合指数の方もMACDは上向きになりそうなところです。
頭をギリギリ出していないみたいな感じです。

③僕のオススメ

ここまで見て、中国の株は買うべきなの?買うなら何を買ったら良いの?ここに関して説明します。
投資は自己責任です。

まず、データに関して少し疑問を持つ部分はあります。
GDPに関しては、計算方法とかもあると思うのですが、あまり波がないので少し不思議です。

中国のGDP

GDPがスムーズに下がっているんです。僕の意見だともっと波があると思います。
しかし、今回のコロナに関するデータは本物だと思います。
様々なデータが回復している。そして、操りにくいデータ(輸入、輸出、IMF)も回復を示しているからです。

そして、僕はいつもの通り投資は長期的と短期的それぞれをやることをオススメしています。
長期的の方は7割から9割の資産を以下のように分散することをオススメしています。

そしてこの緑の中に中国も持つことをオススメしています。
オススメのETFはFXIと2800です。どちらも香港の市場のものです。
日本からだと上海の株を買うのは難しいですが、香港の株は買いやすいです。

2800
FXI

この2つでは2800の方がおすすめです。
なぜかというと、2800は100日移動平均線に近づいていますが、FXIは近づいていなくてキャッチアップする確率があるからです。
僕のオススメでは2つともやることです。
これをやることによって通貨の多様化にもなると思います。日本株、アメリカ株だけを持つのも危ないと思います。

NASDAQと2800の相関係数

NASDAQは今下がっていますね先週暴落しました。これからどうなるかわかりません。
相関率が違うものを持つべきです。

NASDAQとFXIの相関係数

NASDAQとFXIの相関係数の方がNASDAQと2800の相関係数より高いです。
なのでNASDAQとFXIは相関が高いです。
この2つに投資をすることが僕のオススメです。
経済は客観的に見ると回復していると思います。
今年のGDPで上がるのは中国しかないんです。これは株に長期的に投資をすることは良いことだと思います。
株を買ったからと言って中国を支援するわけではないです。政府に直接つながるとは思っていません。

今日も見てくれてありがとうございます!
ぜひ、英語動画も見て下さい。


ポチッと応援頂けると励みになります!


金融・投資ランキング

おわりに

英語動画

元動画

チャンネル登録はこちら

日本語チャンネル

英語チャンネル

高橋ダンさんが出版する本

以下の本を出版されます。興味のある方はぜひお手に取って見て下さい!

高橋ダン著:世界のお金持ちが実践するお金の増やし方

このブログについて

このブログは大きく2つのグループで構成されています。(それぞれのカテゴリをクリックすると記事一覧に飛びます)
ダンさんのYoutubeをフォローするための2つのカテゴリ
ニュースカテゴリ
投資情報カテゴリ

影武者自身が興味があることなどを発信する雑談カテゴリ
影武者通信カテゴリ

皆さんがお楽しみになれるように、色々なコンテンツを発信していきたいと思うのでよろしくお願いいたします。Twitterではブログ更新毎にメッセージを流しているので、Followよろしくおねがいします!

関連記事

暴落記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です