FRBの大失敗!【米株の値動きが危険になる?】

はじめに

アメリカのFRBがものすごく大きな発表をまたした!
利子を2023年まで維持するということです。
僕の意見ではこれは大失敗だと思います。そして、株式市場に対しても影響があります。
あなたのポートフォリオに対しても影響があるので解説をしたいです。

今日のテーマ

①何が発表されたのか?
②なぜこれが大失敗だと思うのか?
③チャートを分析する
④僕のオススメ

①何が発表されたのか?

今日発表されたのはアメリカの中央銀行が定例会合を開いて、利子を2023年まで維持すると発表しました。
中央銀行は政府から独立した組織でその国のマネーサプライをコントロールする組織です。
大きな役割は経済が下がっている時に利子を下げたり、マネーサプライを増やしたりすることです。経済が過熱するような時には利子を上げたり、マネーサプライを減らしたりします。
他にもやることはたくさんありますが、これが大きな役割なんです。

できれば皆さん、2週間前のFRBの歴史的な発表の記事をこの記事を読む前に読んだ方が良いと思います。

とにかく、定例会合が開かれました。
利子を維持するということに関しては変わりませんでしたが、フォワードガイダンスという未来に対する姿勢を変えました。低金利を維持したままということです。
なぜかというと、2重義務の中の1つの雇用を最大化するためです。
アメリカの失業率は4.1%以下になるべきであって、そこまでいくのに2023年までかかるというように予測をしています。

そしてもう2重義務のもう1つのインフレは2%が適切であって、2%までいくのに2023年まではかかると予測しているということです。

そのため、2023年まで維持するということです。

②なぜこれが大失敗だと思うのか?

僕の意見では、FRBの金融政策を少し見てみましょう。
FRBの利子を見てみましょう。

今は歴史的に見ると低金利がずっと続いたままです。
リーマンショック以降はずっと低いです。イエレン総裁の時に上げましたが、すぐに下げました。
0以下はいけないんです。歴代の総裁が言っているのは、米ドルは世界の準備通貨なのでここの利子はネガティブになってはいけないと言っています。
だから、これ以上はできないんです。

そして、今日は2023年まで維持すると約束してしまったんです!
この大きな約束というのは破れません。破ってしまえばマーケットと経済は暴落すると思います。
これをわざわざする理由はなかったと思います。
中央銀行は色々な金融弾薬があります。今はそれぞれの弾薬が上限に達していて、今以上に何かすることがとても難しいんです。
他の中央銀行の政策を分析するためにはマネタリーベースを分析するんです。

ここを見るとコロナで極端に上がったんです。
だから、ここもかなり上げてしまったんです。そのためFRBは今持てる弾薬をほとんど使い果たしているんです。

こういう時には注意深く弾薬を使うべきだと思います。
なぜ今、経済も回復しているのに一番の弾薬を使わないといけないの?
タイミングがすごく下手だと思います。
しかも、失業率が4.1%までいくのに2023年までかかるし、インフレ率が2%までいくまで2023年までかかると言っている。
それ自体がすごく疑問です。

失業率を見てみると、今は8.4%です。これが2023年までかかるの?って思います。
なぜ2023年と今言うのか不思議です。

もう1つはインフレ率です。インフレは色々な測り方がありますが、FRBがいうインフレはPCE Inflationです。

ここを見てみると、FRBのターゲットの2%になるまで2023年までかかるのか疑問です。
なんで言っちゃったのか、僕は大きなポリシーミスだと思います。

③チャートを分析する

チャート分析についてわからないことがある場合

MACDRSIボリンジャーバンド等のテクニカルのやり方をがわからなかったり復習したい場合は過去のビデオを見て下さい。投資のスタンスに関しては、長期投資について短期投資についてシャープ・レシオについても見て下さい。

長期的に分析する

チャートを長期的に分析してみましょう。
アメリカ株でまず見たいのは、NASDAQです。今回の暴落の発生点はNASDAQだと思うからです。

NASDAQ

今回は週足です。
NASDAQのMACDは下がっています。この下がっている傾向に以前になったのはコロナの時です。コロナ以降で下がる傾向になったことはありません。

RSIを見ると、下がっています。そして、前のピークより頂点が下がっています。これは危ない傾向です。

S&P500も見てみましょう。

S&P500

これも同じ傾向です。

DOW JONESを見てみると。

DOW JONES

まだ突き抜けていないです。今はとても敏感なところです。
これがいくかどうかまだわかりません。
ボリンジャーバンドはそれぞれそんなに大きくないので一気に下がるのは考えにくいですが、敏感なところです。

こういう敏感な時に中央銀行が弾薬を使ってしまうのは大失敗だと思います。

④僕のオススメ

これからFRBはどうなるのか?
そして、あなたのポートフォリオをどうするべきか?

これからFRBがどうなるのか?

未来の予定をわざわざ世界に発表するというのは、2013年の日銀の黒田総裁以来のことだと思います。
2年間で2%のインフレを達成するということをわざわざ世界に発表していました。
僕はその時はすごく興奮していました。だけど、2%は今でも達成できていません。
その2013年からの8年間の間でかなり日銀に対する信用が下がってしまいました。特に、外資系のヘッジファンドです。日銀が言うような目標などが信用されなくなってしまいました。
今は誰も信じていません。信用感をなくしてしまうとかなり危ないんです。
そうすると今の日本みたいに低インフレが続いてしまったりするんです。
中央銀行には色々武器があるんです。
その1つが発言力です。発言力というのは信用に基づくものです。
その発言力を失ってしまったのは日銀の1つの失敗だと思います。
そして、アメリカのFRBが今やったのはもしかしたら同じような大失敗だと思います。
そこまでの時間に失業率とインフレをもし達成できなかったらどうするの?信用がかなり下がってしまいますよ?
信用が下がると、発言力もなくなってしまいます。誰も信じなくなってしまいます。
前に目標を設定して達成しなかったのになぜ信用するの?

あなたのポートフォリオをどうするべきか?

いつもの通り、投資は自己責任です。最後は自分の判断で行って下さい。僕は預言者じゃないし、人間です。ただの分析と意見です。

今日の僕の意見は長期的な意見です。

僕の今日のオススメは緑の部分です。
アメリカ株を持っていると思います。
そのアメリカ株を売って、他の香港とかヨーロッパにローテートしても良いと思います。

ヨーロッパの大きな指数を見ると、まだ全然コロナ前まで回復していません。

もう1つはイギリスです。

イギリスもかなり最近強さを示しています。
先週はNASDAQなどが暴落していましたが、イギリスは上がっていたんです。
下がっているマーケットがある時に上がっているものを我々ライオンは買うんです。
だから、この部分を少しローテートしてアメリカ株の割合を少し小さくすると思います。
日本株は少し中立です。このニュースに対してどれくらい影響されるかわかりません。
だから、ヨーロッパの方が少し面白いかなと思っています。
オーストラリアも少し面白いかなと思っていますが、様子を見ています。
オーストラリアはMACDが少し下がっているのですが、キャッチアップする部分がたくさんあると思います。

短期的には何も変えません。
Do Nothingです。

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