世界中の銀行スキャンダルが発覚、銀行株が大暴落?

はじめに

今日は世界中で銀行に対してのひどいニュースが出ました。HSBC(イギリスの銀行)とドイツ銀行が10年間に大きな詐欺の投資に関係していたというニュースがありました。
このニュースに対応して株価はかなり反応しています。
例えばHSBCは4.1%も下落しています。

HSBC
STAN

スタンダードチャータード銀行も大きく下落しています。
ドイツ銀行も4%下落していてかなりの暴落を示しています。

なのでこれから僕が今日解説したいのは暴落は続くのか?
そして、日本の銀行に影響があるのかを解説したいです。

今日のテーマ

①このニュースは一体何なのか?
②株価のチャート分析
③僕の意見

①このニュースは一体何なのか?

一体何が起こったのか?
このニュースに関してはBBCの日本語版でも記事が上がっていました。
アメリカのフィンセン文書というものでイギリスの投資銀行HSBCが投資詐欺と知りつつ巨額の送金を行っていたということが書かれています。
フィンセン文書とは何なのか?
これは2657の書類です。
アメリカの財務省と関係のある金融犯罪の取り締まりの組織に銀行は何か怪しいことがあった場合に報告をしなければならないことになっています。その報告書のことをSARといいます。

今日発表されたのが、この10年間のSARsが発表されたんです。その中で怪しい送金を行っていたのがHSBCとドイツ銀行でした。

CNBCの記事より引用

このチャートを見ると1999年から2017年の間で2兆ドルくらいの送金の中でドイツ銀行が半分以上になっています。JPMorgan、Standard Charteredなどが続いています。この大きな発表がありました。
ここに対して注目してほしいのは、ポンジ・スキームに関係があったということです。

中国のポンジ・スキームをやっているMing Xuという人が2013年に作りました。
WCM777というポンジ・スキームを作りました。その中でHSBCなどの銀行が関わっていたということをレポートされました。

注目してほしいのはとても酷いことですが、新しいレポートはあまり新しくないということです。過去には色々捜査をされて解決されたものです。
ただ、大きな報道があってレポートが出ると銀行株に対してはかなりのリアクションがあります。
なぜかというと、銀行に対して政治的にもっと厳しい規制などがかけられる可能性があるからです。そういう懸念から今日は暴落したということです。

②株価のチャート分析

この出来事に対してチャートは何を示しているのかを見ていきましょう。
話題の中心にいるHSBCとドイツ銀行を見ていきましょう。実はJP Morganも関わっていますのでそこも見てみましょう。

チャート分析についてわからないことがある場合

MACDRSIボリンジャーバンド等のテクニカルのやり方をがわからなかったり復習したい場合は過去のビデオを見て下さい。投資のスタンスに関しては、長期投資について短期投資についてシャープ・レシオについても見て下さい。

HSBCのチャートを見る

HSBC

チャート自体は悪いチャートです。
ただ、まだマーケットが開いたばかりなので出来高を見るのは難しいです。
HSBCとスタンダードチャータードは香港にも上場しているのでそちらでも見てみます。

5(香港市場)

5とHSBCはどちらも見ることが重要です。香港市場が閉まったのでボリュームを見ることができるんです。
そして見てみるとかなりのボリュームで今日は下がりました。
そしてMACDもRSIもストキャスティクスも全部下向きになっています。

HSBC

イギリスの方でも下がっている方向になっています。

スタンダードチャータードのチャートを見る

2888(香港市場)

スタンダードチャータードも香港市場の方から見ていきましょう。
香港を見てみると、大きな下がりだけどボリュームはそれほど大きくありません。
ただ、MACD、RSI、ストキャスティクスは全部下向きです。

STAN

そしてロンドンの市場を見てみると。こちらも全部下向き方向です。

ドイツ銀行のチャートを見る

DBK

ドイツ銀行もまだ開いたばかりですが、これも全部下がっている方向です。

JP Morganのチャートを見る

JPM

こちらはまだ開いていませんが、少し下がりの方向になっています。

コロナ後の動きはどうか?

ただ、少し注目してほしいのは、JP Morganはコロナから少し回復しています。

JPM

ドイツ銀行もかなり回復しています。

DBK

でも、イギリスの方のスタンダードチャータードを見てみると全然回復していないです。しかも底を切ってもっと下にいっています。

STAN

それとHSBCも見てみると、こちらもかなり下がっています。

HSB

それに比べるとドイツ銀行はかなり回復しています。

DBK

しかし、ドイツ銀行のチャートは少し危なく見えます。
下向きのトレンドになっているのに加えて、下がる時に最近ギャップができているんです。
そして、大きなMの形にも見えます。なので、僕にとっては危ないチャートに見えます。
今日のニュースを受けて5%ほど下がっていますが、ローテーションしている人がいると思います。
かなり回復しているのでここを売って他の銀行をこれから買うかもわかりません。ドイツ銀行はコロナからかなり回復しているので売られやすいと思います。

③僕の意見

いつもの通り、投資は自己責任です。
そして長期的と短期的両方にわけるのがオススメです。

そして、オススメを出す時に注目をするのは相関係数です。
相関係数とは2つのチャートがどれくらい一緒に動くのかを表したものです。1が完全に一致で、-1が完全に反対です。

まず見てみるのはHSBCとXLF(アメリカの銀行株)の相関係数です。

HSBCとXLFの相関係数

ここを見ると今は0.5の相関係数です。
続いてSTANとXLFの相関係数です。

STANとXLFの相関係数

ここを見ると0.25でさっきよりもっと相関係数が低いです。

DBKとXLFの相関係数

ドイツ銀行とXLFの相関係数を見てみると、ここは0.5です。
今開いている株価の中ではアメリカの銀行株への相関性は少しあるということなので、僕の意見ではアメリカ銀行株(XLF)の株価は1%から1.5%くらい影響があるかもしれないという予測になります。

次に日本の株が相関性がどれくらいあるのかです。

1615とHSBCの相関係数

ここを比べると相関性がネガティブなんです。この頃は逆変動をしています。

STANと1615の相関係数

STANと1615の相関係数もネガティブになっています。

DBKと1615の相関係数

DBKと1615の相関係数もネガティブなんです。
すごいですね。面白いことはかなり暴落していますが日本の株に影響はないということです。データは嘘を付きません。

だから、ここを見て僕が思うのはアメリカの銀行株には少し影響があるかもしれません。しかし、日本の銀行株はこのニュースに対しては影響がないです。
もちろんマーケット全体が暴落したとなったら下がるかもしれませんが、それは発生点が違います。
今僕が話しているこのニュースに対しての発生点の相関は低いので僕の意見では日本の銀行に対してはこのニュースはあまり注目するべきではないと思います。
もう1つは僕の意見ではこのニュースは収まると思います。
なぜなら、このニュースは既に捜査されて規制されているんです。だから、一瞬のパニック売りがあって収まると思います。ただ、新しい規制などができたら違います。
この規制が出るとしても欧州内とかイギリス内になると思いますが、長期的には影響が見にくいです。
ただ、短期的にはパニックする必要はないと思います。
今の所のオススメはアメリカと日本の銀行株を保有したままヘッジをするんです。ヘッジをするとすればQQQですね。NASDAQの指数をヘッジするのがオススメです。
アメリカのXLFや日本の1615を買うとしたら保険としてQQQを空売りすることがオススメです。

今日も見てくれてありがとうございます。
ぜひ、英語動画も見て下さい。

おわりに

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