NYダウが下落、HSBCとSTANは香港市場でも下落、アメリカの銀行株に影響はある?

はじめに

DOW JONESは今日2%近く下落しました。

ヨーロッパの方がもっと大きな下落しています。
この大きな下落の原因は銀行株です。

HSBCは5.3%下がっています。STAN(スタンダードチャータード)は5.8%下がりました。ドイツ銀行は8.7%下がっていました。すごいです。
この影響でヨーロッパはすごく下がりました。そして、これがDOW JONESにも影響があってマーケットが下がりました。
大きな動きです。これに対してのアップデートを今日はしたいと思います。
今日はアメリカ株、DOW JONESの株を持っている人に向けてしたいと思います。

今日のテーマ

①ヨーロッパ株式指数とDOW JONESの関係の説明
②これから下落が続くのか?銀行株の分析
③僕の意見

①ヨーロッパ株式指数とDOW JONESの関係の説明

DOW JONESが1.8%下がりました。S&P500は1.1%しか下がっていません。NASDAQはほとんど下がっていません。
そして、Euro Stoxx 50は4%近く下がっています。
これからEuro Stoxx 50の指数について説明をしたいです。
Euro Stoxx 50はこういう風な割合になっているんです。

金融と工業で30%ほどの構成割合になっているので、これはDOW JONESととても似ているんです。
でもちょっと違うんです、Euro Stoxx 50はウェイティングが時価総額で計算されています。しかし、DOW JONESは価格で計算されているんです。でもウェイティングは似ているんです。

DOW JONESは工業が20%くらいで金融が15%程度です。
なので2つ合わせると35%くらいです。
そしてTechが18%あります。

Euro Stoxx 50ではTechがもう少し割合が小さくて11%程度です。なので、Euro Stoxx 50は金融と工業の影響がとても大きいんです。

S&P500はTechが21%入っていてそこの影響がとても大きいんです。そしてそのTech(NASDAQ)が今日はほとんど下がらなかったので、S&P500もあまり下がりませんでした。

金融が下がった原因については昨日のビデオを是非見てください。フィンセン文書が話題になっていますが、そこでヨーロッパの大きな銀行が怪しい送金や詐欺に関する送金があったという報告があったという情報が出ていました。それに対してこれから新しく規制されるのではないか?という懸念でヨーロッパの銀行が大きく下げています。

これがレビューです。

②これから下落が続くのか?銀行株の分析

チャート分析についてわからないことがある場合

MACDRSIボリンジャーバンド等のテクニカルのやり方をがわからなかったり復習したい場合は過去のビデオを見て下さい。投資のスタンスに関しては、長期投資について短期投資についてシャープ・レシオについても見て下さい。

これからどれくらいDOW JONESに影響があるかを測るためにはどうしたらいいのか?
だいたい分析の仕方は僕の慣れている方法は2つです。

1.トップダウンで分析を行う→指数、セクター、個別株を見ていく
2.最初から発生点を見つけて、相関性が高いところを見ていく

今回はヨーロッパの銀行が発生点だと思うのでヨーロッパの銀行株からDOW JONESにどんな影響があるのかを見ていきます。

ヨーロッパの銀行について初めに皆さんに抑えておいてほしいのは、HSBCとスタンダードチャータードはイギリスの市場にも上場していますが、香港の市場にも上場しているということです。
これは英語で言うと、Dual Listingと言って2つの市場で取引を行うことを指します。なぜそういうことをするかというと、もっと資金調達をしやすいからです。だからよくされているのが香港とかニューヨークで2つの取引場で上場することがあるんです。そして、実は僕はこの裁定取引の専門家だったんです。なのでここは少し詳しいかもしれません。

なのでここでやっているのはDepositary Recieptなので例えばHSBCはロンドンがメインですが、香港でも取引をしています。そして実はアメリカでも取引しているので3つのところで取引しています。
その時にDepositary Recieptというのをその国の銀行がスポンサーになっているんです。なぜこれを説明しているのかというと、まずこのHSBCの株を分析する時に発生点はロンドンのHSBCです。
しかし、ロンドンはまだ開いていないというような時に今開いている香港のHSBC(5)を見るんです。

5は昨日の下落プラス今日の下落で7.4%くらい下がっています。
なので、これはだいたいの概算ですが、ロンドンが昨日下がったのが5.3%なので2%くらい差があるのでそれくらい下がると思います。
これは実はスタンダードチャータードも似ています。スタンダードチャータードも香港時間ではだいたい8%2日間で下がっています。

2888

なので昨日ロンドンで下がっていたのが5.8%なのでだいたいこちらも2%くらいまたロンドンが開く時に下がるかもしれません。
そして、これらが2%くらい下がるとしたらEuro Stoxx 50も1%くらいは下がるのではないかと思います。なぜなら先程も言ったように金融株のウェイトが大きいからです。

そして、Euro Stoxx 50が下がるとしたらたぶんDOW JONESも下がります。
なぜなら金融に影響があるからです。
ただ、どれくらい下がるかはわかりませんが、一応相関性を計算してみると。

Euro Stoxx 50とXLFの相関係数

Euro Stoxx 50とXLFの相関係数は0.6くらいなのでだいたい0.5%くらいから1%程度XLFも下がるかもしれないということを現時点で示しています。
これは本当に1分毎に変わるものです。

ここを見てこれからどう下がるのか?気をつけるべきなのか?

僕は気をつけるべきだと思います。なぜなら相関係数が急に上がり始めているんです。ヨーロッパが下落し始めている時に相関係数が急に上がるんです。
コロナショックの時もマーケットが下がっている時に相関係数が1に近かったです。
そしてだんだん緩やかになってくると相関性が下がってきます。だから、影響はあると思います。

そしてもう1つの気をつけるべき理由はボラティリティだと思います。

今日見せたいのはDOW JONESのボラティリティ(VXD)とS&P500のボラティリティ(VIX)です。

VXD

DOW JONESのボラティリティの方はまだ100日移動平均線をまだ突破していないんです。
でもS&P500の方は100日移動平均線を突破しているんです。

VIX

つまり、DOW JONESのボラティリティはまだ過小評価されているので上がることができるかもしれません。

VXD / VIX

それを確認するためにはDOW JONESのボラティリティ / S&P500のボラティリティを見てみると。MACDが横切っているので上がる傾向になっています。

なので、今は気をつけるべきだと思います。DOW JONESのボラティリティは上がるかもしれないですし、Euro Stoxx 50とXLFの相関性もこれから急に上がるかもしれません。
今のところは日本の市場はまだ開いていないので、開いてから日本の株の分析を別でしたいと思います。
一応最後に、DOW JONESのポジションを見てみると。

今はちょっと下がっている傾向です。過小評価とは言えませんがすごく高いわけではありません。
なので、これからDOW JONESや金融株はこれから下がるかもしれませんが、コロナショックの時みたいに下がる可能性は低いと思います。
なぜならコロナショックの時とはポジショニングが全然違うからです。

③僕の意見

皆さんいつもの通り、投資は自己責任です。今日は短期投資についてです。
長期投資ではないです。長期投資の場合以下のように分散して積み立ててください。

今日のオススメはチャートを見ると、これからDOW JONESのボラティリティは上がるかもしれません。
どれくらい上がるかというと、そこまでは上がらないと思いますが数日間は上がると思います。

XLFはについて。

XLF

今は僕が以前オススメした価格から少し利益が出ているか、買った価格と同じくらいになっているはずです。
なので、半分くらいは今切ると思います。今はMACDが下向きになって、RSIが下向きになって、ボリンジャーバンドもこれから標準偏差が大きくなると思います。

QQQ

僕がいつもオススメしているQQQは維持したままで良いと思います。
僕は今たくさんヘッジをしていますが、ヘッジはするべきだと思います。なぜならマーケットのボラティリティが高いからです。マーケットの方向性が明確になるまではヘッジを入れるべきだと思います。
そして、XLFは少しトリミングをした方が良いと思います。
マーケット的にはローテーションは続いていると思うので、先週のビデオとか見てください

投資に関する記事(日付順に並んでいます)

今日も見てくれてありがとうございます。
ぜひ、英語動画も見てください!

おわりに

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