日本の経済危機はまだ終わっていない! あなたが危機から脱出する方法?

はじめに

コロナで日本の経済は悪化した。
世界中の各国で景気後退が起こった。ただ、現時点のデータで見ても日本の経済危機はまだ終わっていません。
まだ回復していません。
しかも、消費支出、賃金、PMIを見ているとこれからもっと悪化するトレンドが見えてきます。
日本の失った30年がどれほど異例なことで重要なことなのか?他の国と比べて日本はどうなのか?
これを今日は解説したいと思います。

今日のテーマ

①経済状況をチャートで分析する
②日本の経済回復が遅れている理由
③僕の意見

①経済状況をチャートで分析する

重要な経済指数 PMI

経済指数は色々ありますが、今日フォーカスしたいのはPMIです。
皆さんのために説明を見つけてきました
PMIとは日本語では「購買担当者景気指数」とも呼ばれていて、製造やサービス業の購買担当者を対象にアンケートなどを行ってその結果を元に算出した指数のことを指しています。
つまり、毎月色々なカテゴリーでアンケートをしてそれぞれの会社や国の状況がどうなっているのかを表すものです。その結果が50以下だと景気の縮小を表していて、50以上だと景気の拡大を表しています。
これはとても重要です。
なぜなら、ある基準があってほとんどの国が同じような基準で計算をして発表しているデータだからです。
これを皆さんに見せたいです。

アメリカのPMI

まずはアメリカのPMIです。

PMIには製造PMIとサービスPMIの2種類があります。このComposite PMIというのは2種類を合わせたPMIです。
アメリカは50以上です。さらに、コロナの前の時点以上まで回復しています。

ヨーロッパのPMI

次はヨーロッパです。

ヨーロッパも50以上で、コロナ前と同じくらいまで回復しています。

中国のPMI

次に中国です。

これは合っているか合っていないか疑問に思う人がいるかもしれませんが、僕は合っていると思います。
なぜなら、中国では民間部門と政府によるPMIの発表がありますが、それぞれを見たり他の指数の状況などを総合的に見て合っているように思えるからです。
中国も回復を示しています。

イギリスのPMI

次にイギリスです。

これもかなり大きな数字になっていて、コロナ前から回復しています。

オーストラリアのPMI

次にオーストラリアです。

オーストラリアも大きな経済大国ですがここも50以上でコロナの前の状況まで戻っています。

ブラジルのPMI

次にブラジルです。

ブラジルも南アメリカで非常に大きな経済大国です。
これも50以上になっていて、コロナの前時点まで回復しています。

シンガポールのPMI

次にシンガポールです。

シンガポールは東南アジアの経済大国です。
これも50以上でコロナ前まで回復しています。

日本のPMI

最後に、日本です。

日本だけ違う状況なんです。
コロナ前から7割くらいは回復していますがまだ完璧には回復していません。
しかも、まだ50以下なんです。日本だけです!
ここで皆さん、ぜひ目覚めてください!
日本ももちろん回復をしていますが、他の先進国などと比べて回復が遅いんです。
なぜこんな風になっているの?

②日本の経済回復が遅れている理由

最近、日本のメディアで発表されたニュースが2つありました。

1つが8月の消費支出が6.9%の減少を示していたというニュースです。なので、消費者はまだ大きな支出をそれほどしていないということです。
これは回復が遅れている1つの原因だと思います。
消費者が支出をすることによって経済が回るということになります。

もう1つの最も重要なニュースは賃金の下落のニュースだと思います。
平均賃金を見るとアメリカは上がっていますがドイツ、イギリス、日本は下がっているんです。
日本は転職率が一番低いんです。アメリカやヨーロッパは経済の危機が来ると転職が活発になるんです。なぜなら、仕事が無くなる等の理由で新しい仕事を見つけないといけないからです。
そして、その時には前の仕事より高い給料の仕事を見つけに行くというようなことが起きます。
10年などの長期的に平均賃金を見ると、アメリカ、ドイツ、イギリスは平均賃金が上がっていますが、日本はほとんど変わっていないんです。
日本だけが下がっています。2008年から比べると今は下がっているんです。
すると、支出は上がりにくいし、PMIの数値も上がりにくいんです。

賃金の上昇はなぜ日本では起こっていないのか?
政府の政策が原因だと思います。

仕事を失わないように保護をしすぎることは良くないことだと思います。
時々、仕事を失って転職させるというのが経済に対して長期的な良い影響を与えると思います。
90年のバブルの時にも保護してゾンビ企業を生き残らせました。それは短期的には皆が喜びましたが、長期的には日本に良くないことだったんです。
それは転職が起きなかったからです。
他の国は大きな経済の下落がある時に、アメリカなどは仕事を失って次のところに行くんです。
日本はまだ転職率が低いんです。
これが賃金の上昇が起こらない1つ目の理由だと思います。

2つ目はもっと長期的な理由でインフレ(物価指数)が関連していると思います。
物価指数が上がらない限り、平均賃金は上がりません。
平均賃金が上がらないと経済はなかなか拡大しないんです。
これは意見ではなく事実です。

30年間のアメリカのインフレ率を見てみましょう。
アメリカのインフレ率の平均はだいたい2%くらいなんです。

ヨーロッパを見てみると平均は1.5%くらいです。

イギリスを見てみるとだいたい2%くらいです。

中国を見てみると昔は途上国だったので4%くらいです。

ブラジルも高くて6%くらいです。

オーストラリアは2%くらいです。

日本は圧倒的に違っていて、0%くらいなんです。
時々上がりましたが、ほぼ0なんです。
ここが重要なんです。
インフレがないから平均賃金が上がらない、平均賃金が上がらないと消費支出なんて増えるわけがありません。
消費支出が増えないと経済は拡大しません。

なぜなら、GDPの6割が消費支出だからです。

なので消費支出が上がらないと経済は拡大しません。
だから、危機はまだ続いていると思います。そして、今は回復をし始めていますがまた次の危機が来たら勢いよく低下してまた回復に時間がかかると思います。
僕は次の危機に対して心配をしています。

③僕の意見

解決方法は何なの?

解決方法の1つは東大の山口教授が言っていた方法です。
例えば、義務教育の年齢を引き下げてもっと若い時から教育を受け始められるようにするというアイディアや女性と高齢者の活用をもっと進める必要があるということです。
女性の就業率は上がってきていますがもっと進めるべきだと思います。そして、日本の平均寿命はこれからもっと時間が経てば90歳くらいになると思います。
60歳とか65歳で引退をするのは経済のために良くないです。
25年間、30年間も働かなくて良いというのは国にとってものすごい負担です。

そして、問題と解決方法の2つ目はコロナが起こったような時に助成金をやりすぎだと思います。
他のやり方があると思います。定額給付金は良いアイディアだと思います。ただ、お金を配りすぎると破綻しない企業が出てきます。ゾンビ企業というのが出てくるんです。
経済というのはアップダウンがあって、企業が潰れて、新しい企業ができる。
これが経済です。これが企業なんです。これが普通なんです。日本は保護しすぎています。解雇される人数を上げないようにしすぎていると思います。
政府はもっとトレーニングプログラムをするべきだと思います。
若い世代に向けてとか高齢者に向けてトレーニングを受けれるようにするべきだと思います。
伝統的な斜陽企業に就職するよりAI企業などで働けるように進めるんです。政府はそういう役割があると思います。

そして、3つ目の問題と解決方法は、消費税です。
消費税の増税は間違っていると思います。
たしかに海外の国も消費税を増税しています。しかし、日本は他の国と状況が違うと思います。
なぜかというと、日本は平均年齢が世界で一番高い国です。

生産性が低い理由もこれに起因していると思います。
生産性が高い年齢は30代とか40代だと思います。高齢化している社会では生産性は落ちていくんです。
そういう世界の中では、こういうことはしてはいけないと思います。

これは大きな間違いだと思います。
財政健全化という理由を使っていてわかりますが、他のやり方があると思います。
国の借金、政府の借金が心配だったらリストラ(債務リストラクチャリング)を日銀としないといけないと思います。
消費税を上げるんじゃなくて下げる。そして、消費者に対して消費のインセンティブを与える。
消費者を守る。そして、できるだけ新しい企業に勤められるように進める。これが一番重要だと思う。

皆にできること。
新しいスキルセットを習ってください。これであなたの人生の平均賃金を上げることができます。
あなたが1つの会社に勤めあげる。そして、その会社が斜陽企業のような場合とても危ないです。
新しいスキルセットをできるだけ習ってください。今は皆さんに投資を僕は教えようとしています。
それだけでなく、AI、ロボティクスなどは世界的に平均賃金が高いんです。
英語も習ってください。外資系の会社は日本の会社より平均賃金が高いんです。
日本の失われた30年間のレールから外れることはあなたの個人でもできます。

日本のGDPは30年間で下がっているんです。
これは今のデータを見ていると30年が35年になると思う。
もしかしたら40年になっちゃうかもしれません。
政府は90年代の失敗の政策を繰り返しています。政府は90年代から量的緩和をしていますし、助成金を出していますし、古い企業を支援しています。
これらは大きな誤りだと思います。
だけど、あなた自身は脱出することができます。
投資を習って下さい!英語を習ってください!プログラムを習ってください!
科学など他のことを習ってください。
国がダウンしてもあなた自身が大丈夫だと思えるようになれば。そして、あなただけでなく皆がそう思えるようになれば国全体が大丈夫になって経済は上がります。

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