ヨーロッパでコロナ急増、欧州株の投資は危険か?

はじめに

ヨーロッパのコロナの状況。
感染者人数が爆発的に増えています。

この濃い青がヨーロッパです。特に最近2週間で急増しています。
薄い青がアメリカで少しここも増えていますが、ピークまでには戻っていません。
これを受けて、ヨーロッパの株を買うのは危険なのか?
それとも今は買うチャンスなのか?
今回は、ヨーロッパのコロナの状況、経済の状況、チャート分析をしたいと思います。

今日のテーマ

①ヨーロッパのコロナ状況
②ヨーロッパの経済状況
③ヨーロッパのチャート分析
④僕の意見

①ヨーロッパのコロナ状況

世界のコロナ新規感染者数

最近、世界のコロナの新規感染者数が増加していますね。
この大きな理由はヨーロッパです。
これは日本とは違います。

日本のコロナ新規感染者数

日本は8月をピークにして少し安定しています。
ヨーロッパのそれぞれの国を見ると、例えばスペインだと。

スペインのコロナ新規感染者数

6月くらいから感染者数の増加を始めていて、今はだいたい毎日12,000人程度の新規感染者が出ています。

イギリスのコロナ新規感染者数

イギリスも9月頃から急に増えています。

イタリアのコロナ新規感染者数

イタリアも急増です。ここは10月からすごく感染者数が増えています。

ドイツのコロナ新規感染者数

ドイツも2,3週間前から急増しています。

ヨーロッパで一番ひどいのはフランスです。圧倒的にひどい状況になっています。

フランスのコロナ新規感染者数

フランスは今30,000人程度で急激に上がっています。

コロナに対してヨーロッパはどのような政策を打っているのか?

このデータに対してヨーロッパのそれぞれの国はどのような政策を打っているのか?(元記事はこちら

フランスの方では夜間の外出禁止を発表しています。
スペインも15日間の緊急事態宣言をマドリッドで発令しています。
オランダも4週間のロックダウンを発表しています。
ドイツも新しく空港に着いた人に対して、隔離ルールを作っています。
イタリアもマスク着用が必須になりました。
デンマーク、ベルギーもバーを早く閉めるというようなことをやっています。
ポルトガルも人が集まる時は人数を少なくする。
などの政策をそれぞれが打っています。

そして、ヨーロッパでは今政策に対して反発が起きていて裁判なども起きています。
なのでとても混乱状態にあります。
特にレストランとか飲食店とかはなんで9時に閉めないといけないの?等と反論しています。

②ヨーロッパの経済状況

経済の状況を見るときはPMIの指数を見ます。

ヨーロッパのサービスと製造を合わせたPMI

PMIとは毎月サービスと製造で発表されていて、それを合わせたものがCompositeというものです。
これを見ると、ヨーロッパはちょうど50を超えたところで経済の拡大を示しています。
そして、コロナ以前まで戻ってきています。
でも、これから下がる懸念があると思うので注目をしましょう。

それぞれの国でも見てみましょう

フランス

一番状況が悪化しているフランスです。

フランスのComposite PMI

50を少し切っています。
コロナの前からは8割9割くらい回復していますが、一番最近が50を切っていたので少し危ないと思います。

イギリス

イギリスのComposite PMI

イギリスは強いですね。
コロナの前より高くなっています。

ドイツ

ドイツのComposite PMI

ドイツもコロナ前より回復していて、50以上になっているので強いです。

スペイン

スペインのComposite PMI

スペインはコロナの前と同じくらいです。
50より少しだけ上になっています。

まとめ

経済指数ではイギリスとかドイツは強くて他の国はまあまあです。
今自粛制度が再開されているので、これからこの経済指数がどうなっていくのかをモニタリングしていくことが重要だと思います。

③ヨーロッパのチャート分析

※チャート分析についてわからないことがある場合

MACDRSIボリンジャーバンド等のテクニカルのやり方をがわからなかったり復習したい場合は過去のビデオを見て下さい。投資のスタンスに関しては、長期投資について短期投資についてシャープ・レシオについても見て下さい。

次はチャートを見ましょう。

まずはEuro Stocks 50というヨーロッパ全体の指数を見てみましょう。

Euro Stocks 50

MACDは上がっている傾向で、RSIも50以上になっています。
チャート自体はピンクの50日移動平均線より少し上にいます。

CAC(フランス)

フランスもMACDは上がっている傾向で、RSIも50以上で、チャート自体もそれほど下がっていません。
コロナの状況がとても悪いのにそれほど下がっていないのは興味深いです。

DAX(ドイツ)

ドイツは100日移動平均線からかなり離れています。これが面白いです。
MACDも上向きですし、RSIも上向き方向です。

IBC(スペイン)

スペインはピンクの50日移動平均線より少し下になっています。
MACDは上がっていて、RSIも上がっています。

FTSE(イギリス)

イギリスも50日移動平均線より下になっています。
MACDはまだ通り抜けてはいないですがわからない状況です。なので、少し不明確な状況です。

④僕の意見

これからどうなるのか?
ヨーロッパのコロナ、経済、株!これについて僕の意見を話したいと思います。

経済とコロナがどうなるのか?

感染者数が急増しているのは政府も中央銀行も気づいています。
数日前にECBの総裁が新しい支援策をいつでも出せる状況だと言っていました。
金利を下げる、フォワードガイダンス、量的緩和を追加できると言っています。
それだけでなく、IMFもアメリカからも新しい財政支援を提供するべきだと強く主張していました。
世界銀行も同じように経済学長が同じようなことを言っていました。追加の金融緩和などが必要かもしれないと。
最後に、アメリカのFRBのパウエル総裁ももっと財政支援が必要だとPushしていました。
僕の意見では、これらを見ると今の世界はリーマンショック前とは変わっています。
なぜかというと、危機が来ると世界の中央銀行は素早く対応するようになりました。
なので、これから起こることは危機の予防として早く対応策を出すと思います。
今はECBに対するプレッシャーが強いです。そして、新しく総裁に就いたばかりという状況になっているので、年末までに何か政策を打ち出して力を示すと思います。
もしかしたら、金融支援策だけでなく、社債を買うことや量的緩和をやるかもしれません。
ただ、量的緩和はやりにくい状態です。なぜならドイツ国債の利回りは既にマイナスになっているからです。
なので、社債をもっと買うか、極端な政策としてはETFを買うということもあると思います。
ETFを買っているのは今は日銀だけです。なので、ヨーロッパとアメリカもまだこの手を打つことができます。

株についてどうなるか?

いつもの通り投資は自己責任です。

短期的に見るとまだ大丈夫だと思います。
短期的というのは2週間程度です。

スペインとイギリスは50日移動平均線より下になっています。そして、イギリスはMACDが交差しそうですがまだ交差していません。

それにプラスして、先ほども見たイギリスのPMIは50以上でとても強い状態です。
なので、短期的な僕のおすすめはEWU(アメリカドル建てのイギリスのETF)というETFを短期間では問題ありません。

EWU

それと、もう1つはEWPというアメリカドル建てのスペインのETFです。

EWP

これも短期間では面白いと思います。
スペインはPMIに関しては少しセンシティブな状況ですが、チャートは状況が悪化してもまだ上がっています。

それに1年のパフォーマンスを見ると、スペインはこの1年間で26%も下がっていてかなり過小評価されていると思います。
イギリスも2番目に下がっています。

この2つは短期的に大丈夫だと思います。

短期的とは数日から数か月です。
そして、1つ1つのアイディアには資産の5%を上限にしてください。これはレバレッジなしの価格です。
ここがとても重要です。
このルールを守って、色々なアイディアを使って投資をすることが重要です。

長期ではこれから大統領選挙の後にはアメリカの株と日本の株はまだ少し危ないかもしれません。
昨日のビデオをぜひ見てください。今はアメリカの株は少しおかしなことになっています。
日本の株は急にアメリカ株と相関率が高くなりました。つまり、アメリカ株が下がると日本株が下がるようになっています。数か月前は相関率がネガティブでしたが状況が完全に変わりました。
なので、これを全部理解して今は短期間ではヨーロッパが一番安全かもしれません。
2週間の間ではこれが僕の意見です。

今日も見てくれてありがとうございます。
ぜひ、英語動画も見てください。

おわりに

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