ソフトバンクのボラティリティが上がる!マザーズと関係ある?

はじめに

ソフトバンクグループ!僕が最近よくビデオにしていますね。
ただ、ここのチャートを見てみるとほとんど何も起こっていないです。

ソフトバンクグループ

何も起こってないのになんでダンはビデオにしているの?

僕はチャートだけでは見えない部分の分析についてもこれから教えたいです。
株が何も動いていなくても、動いた後だと遅いんです。
これはチャートだけでなく、オプションとボラティリティの世界でソフトバンクに対して危険とかまずいサインが出ています。

今日のテーマ

①チャート分析
②相関率、マザーズとソフトバンクを見る
③アリババのオプションについて

話の前提

今日はソフトバンクグループ(9984)について話します。ソフトバンク(9434)とは違います

ここはまず、勘違いしないでください。

①チャート分析

※チャート分析についてわからないことがある場合

MACDRSIボリンジャーバンド等のテクニカルのやり方をがわからなかったり復習したい場合は過去のビデオを見て下さい。投資のスタンスに関しては、長期投資について短期投資についてシャープ・レシオについても見て下さい。

9984

今日見るのは、ソフトバンクグループでここでまずいことが起こっています。
チャートを見てまず気づくのは、ボリュームが下がっているということです。これを見て「なんでもないじゃん!」と思うかもしれませんが、ボリュームが下がる時は出来高が少ないので数人の投資家だけで株を動かすことができる可能性があるんです。

9984

もう少し拡大して見ると、前にもボリュームがどんどん下がっていく時期が8月の終わりにありました。
そして、その後にボリュームがバーンって上がった時に株価は一気に下がりました。
この急落はソフトバンクがオプションを買っていたというニュースがありました。僕もビデオを出していました。(アメリカ株暴落の次は日本株が暴落するのか?銀行株は大丈夫か?
言いたいことは、ボリュームが下がっている時は時々危ないかもしれないというシグナルを掴んでほしいということです。

9984

もう1つ掴んでほしいのは、MACDのシグナルです。
今は青色の線が横切っているので今はもしかしたら下がる傾向を示しているかもしれません。

9984

RSIを見ると今はほとんど何も示していません。
ちょっとだけ下がる傾向かなっていうくらいです。

9984

ボリンジャーバンドを見てみると、今はそんなに大きなシグナルはないですね。
幅を見ると平均的です。なので、20日の標準偏差は平均的だということがわかります。
しかもバンドの上の部分にいるわけでも、下の部分にいるわけでもないです。

なので、ボリュームとMACDのところがこの最初の分析では初心者でも掴めると思います。
この2つを見て懸念を持つべきかもしれません。

②相関率、マザーズとソフトバンクを見る

2番目は相関率についてです。
これはマザーズが関係あります。皆さん!この前のビデオ(マザーズ指数がサーキットブレーカー! ドル円の急激な円高?)をまだ見ていなかったらぜひ見てください。
マザーズはかなり下がりました。
たしか、木曜日で4.5%くらい下がり、金曜日に0.93%下がりました。

マザーズ

かなり大きな下がりで、しかもボリュームもかなり大きかったです。

マザーズ

しかもボリュームもかなり大きかったです。
なので、ここは懸念するべきです。
MACDもRSIもシグナルを出しているし、これはぜひ細かい部分はこの前のビデオを見てください。
アメリカの市場と日本の市場で違うことが起こっていてこれは先行指数なのでぜひちゃんと見てください。

マザーズが動いていて、ソフトバンクとどう関係があるの?
ファンダメンタル的には、とても似ていますね。
ソフトバンクグループは投資機関です。ヘッジファンドみたいなものです。
ソフトバンクはモバイルの会社ですがソフトバンクグループは色々なTech企業に投資をしています。
マザーズ指数も中小企業の指数ですが、これもほとんどTech企業のものが集まっています。
とても似ています。
ファンダメンタルが似ているだけでなくチャートも似ています。
マザーズとソフトバンクグループの相関率を見てみたいです。

マザーズとソフトバンクグループの相関係数

相関率というのは2つのチャートがどれくらい一緒に動くかです。
ここを見ると、だいたい一緒に動くということです。
青がマザーズで、オレンジがソフトバンクグループです。
どちらもコロナの前と比べるとずっと上がっています。
今は相関率がとても高く1に近いです。
つまり、一緒に動いています。
そのため、マザーズが今は危険な状態で下がり続けたらソフトバンクグループも下がるリスクはあると思います。
相関率が高いので。
これが、まずいと言っている2つ目の理由です。

③アリババのオプションについて

アリババのオプションです。
ソフトバンクグループはアリババの大株主で29.4%の株式を保有しています。
実はソフトバンクグループとアリババは歴史的には一緒に動きます。ソフトバンクグループの利益はアリババの株価と相関があります。

僕も昔ウォール街で裁定取引をしていて、ソフトバンクグループを12年間取引していました。
アメリカの市場の中でソフトバンクのADRを取引して、それを日本の株価とFXを比較して裁定取引をして価格が合っているかズレているかのアルゴリズムを作っていました。
そのアルゴリズムの中でアリババが大きな部分でした。
なぜなら、歴史的にはアリババが大きく動くと日本の市場でソフトバンクへの影響がかなり強いという計算がありました。
そして、実際に2つのチャートの相関を比べてみるとかなり強いです。

ソフトバンクとアリババの相関係数

だいたいいつもポジティブで今もかなり相関係数が高いです。
そして、今はアリババの方のチャートで危険があります。アリババが危険だとソフトバンクにも影響はあると思います。

アリババ

アリババのチャートを見るとあまり何も動いていないです。
ソフトバンクのチャートと似ています。
ここを誤解しないでください。オプションを見ないとわからないんです。

今回見るのは、25-Delta Put IV minus 25-Delta Call IV

この差が今暴騰しています。

アリババのインプライドボラティリティ

株が全然動いていないのに、こっちが上がっています。
これを見て懸念を持つべきです。

Call OptionとPut Optionの違いに関しては、4日前のビデオ(アメリカ株が下落、オプション市場で暴落の兆候!)で説明したと思うのでぜひそこを見てください。
インプライドボラティリティは未来に予測する変動率です。
オプションは未来ですね。未来に株を買う権利がCallオプション株を売る権利がPutオプション。
そして、それを計算するための大きな部分がボラティリティです。
ボラティリティは今の部分を計算するのではなく、未来の部分を計算します。
なので、未来のボラティリティというのがインプライドボラティリティというものでIVというものなんです。
よく投資の世界では出てくる略です。IV。

そして、ImpliedボラティリティとRealizedボラティリティというのはまた違います。(動画の中で利用していた記事はこちら
Realizedというのはもう過去に起こったものです。実際にあったことです。
Impliedというのは予測です。
ここをぜひ理解してください。

こちらのサイトより引用

VIXというのはS&P500のインプライド(Implied)ボラティリティを使った計算です。
これを見ると、VIXとREALIZED VOLATILITYは違うんです。
マーケットが予測していることと実際に起こっていることは違います。
だけど、一応これは重要なんです。
いつも当たっているわけではないですが、特に個別株だと重要です。

実際にこのチャートが上がっているということはPutを買う需要が高いということです。
そして、誰がこのPutオプションをこれだけ大きく買っていると思います?

たぶん僕の経験だと大手の株主とかインサイダーとかです。
そういう人たちは情報を持っているし、インサイダー取引ではないけども直感的に何かが起こっていると掴んでいるかもしれません。
それが僕の経験です。
このチャートが上がっているということはPutを買っている人がたくさんいて、インプライドボラティリティが上がっているのに、アリババのチャート自体は全然動いていないのは懸念するべきです。
アリババでもしかしたら何かが起こるかもしれません。
アリババの金融部門のアントグループがこれから上場するので大きなイベントがあるのでそれが理由かもしれません。
理由はわからないですが、理由はそんなに重要ではないです。
Putオプションの需要が高いということは下がると懸念をしている人が多いということです。
そして、もしアリババが下がるとしたらソフトバンクグループは相関率が高いんです。
なので、ここが3番目の懸念すべき理由です。

④僕の意見

皆さん、いつもの通り投資は自己責任です。
そして、今日は短期投資についてです。
長期と短期に分けるのが僕のおすすめです。

短期は資産の3割から1割だけで1つのアイディアに5~10%が上限です。

なので、短期に関してはすぐに起こるわけではないです。それか僕が外れているだけです。ここは理解してください。

僕のおすすめは、前回も言いましたが今はペアトレードが良いと思います。
大統領選挙はとても大きなイベントで今は何が起こるかわからないです。
ともかく、ボラティリティが高くなるかもしれないです。
なので、9984を空売りする良い理由は今日3つ言いました。
そしてヘッジとして9434を買うということです。

ソフトバンクグループ(9984)
ソフトバンク(9434)

この2つのチャートは全然違います。
これは1週間くらい前に出したビデオ(ソフトバンク買うか?【7%配当利回り!】)でこれから上がるという分析を出しています。
なので、9434を買って、9984を空売りします。

9984 / 9434

そして、9984と9434の比率のチャートを見るとMACDも下がる傾向を示しています。
なので、このペアトレードをするのが僕のおすすめです。
そして、ペアトレードをする時にはだいたい金額を同じにします。
両方一緒にポジションを持って、両方一緒にポジションを解消します。
もし、どちらか1つのポジションを大きくしたかったら9984のポジションを大きくした方が良いと思います。

今日説明したことはよく理解してほしいです。
コロナで大きな被害を受けた人もいると思います。
マーケットが大きく下がる前に起こることに気づいてほしいです。
これからまたクラッシュがあると約束はしていませんが、こういうことを理解しておいてほしいということです。

今日も見てくれてありがとうございます!
ぜひ、英語動画も見て下さい!

おわりに

英語動画

元動画

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