原油まだ下がる、エネルギー株を空売りする?

はじめに

オイル、原油。
実は皆さん、かなり下がり始めています。
そしてこれからもっと下がると思います。気を付けてください。
あまり新聞とかで報道されていないですが、ここをぜひ懸念するべきです。

オイル

この数か月間だけで、オイルは12%くらい下がっています。
しかし、これからもっと下がる確率は高いと思います。
なので、その辺りの解説をしたいと思います。

今日のテーマ

①オイルのファンダメンタル
②チャート分析
③僕の意見

①オイルのファンダメンタル

そもそもオイルとは?

オイルというのは原油でコモディティです。
コモディティには需要と供給で価格が決まります。そして、もっと重要なのは供給です。
なぜなら需要はだいたい経済と一緒に動くんです。
経済が上がるともっと需要が増えて、経済が下がると需要が減ります。
特に原油は歴史的に経済と一緒に動く商品です。
供給の方は産油国とか天気とかのイベントに対して上がったり下がったりします。
供給が下がると価格が上がりやすく、供給が上がると価格が下がりやすいです。

そしてアメリカ石油協会(API)は毎週在庫を発表しています。
オイルには2種類あって、アメリカのオイルでだいたい使っているものはライト・スイート・クルード・オイルというものです。(少し参考になりそうなリンク
これはアメリカ時間の先物でよく取引されています。
ヨーロッパとかアジアを見てみると、よく使われているものはブレント・オイル(Brent Oil)です。
この2種類は違う種類ですが、相関率は99%くらい同じように動いています。
アメリカは今では世界一の産油国だと思うので(産油国に関するリンク1リンク2)アメリカの在庫を見るんです。

最新のデータを見る

ちょうど今日発表されたデータに関する記事によると4.577 million barrelsの在庫があるということが発表されました。予測の値は1.11 million barrelsだったのでかなり在庫レベルが上回っています。
これは何を表しているかというと、供給が予想以上に高いということです。
すると、原油の価格は下がりやすい傾向です。そして、これは何週間も続いています。
先週も240,000 barrelsの不足が予測されていたのに、584,000 barrelsのプラスでした。
不足が予測されていたのに在庫があったので、在庫レベルは今かなり高いんです。

在庫レベルが高い背景には中国あり

これは実は何か月間も続き始めています。
中国は大きく原油を消費する国です。少しは自分たちでも作りますがあまり作りません。
だから、中国がどれくらい買うかによって原油の価格も動きます。
中国がアグレッシブに買っていたのはコロナで価格が下がっていた時です。とても賢いです。

オイル

マウスの辺りの時に中国は多く買って在庫を貯めていました。
だから、今はそれほど買う需要がないんです。
これからもこれがまだ続くということです。

②チャート分析

まず、長期的なチャートを見たいです。

オイルの先物

ここを見ると、トップがずっとダウントレンドになっています。
Declining Topと言って、これはコロナの前から続いている長期的なトレンドです。それぞれのトップが1つ前のトップより低くなっています。
ここをズームインしてもう少し見てみると。

オイルの先物

これはMパターンになっています。
Mパターンは下がる傾向の良くないパターンです。そして、このMパターンになる前に大きな下がりがあったので僕の経験上良くないパターンです。

オイルの先物

ボリュームを見てみると今は低いです。
ボリュームが低いと少数の大きな投資機関だけで価格を下げたりすることができます。

オイルの先物

MACDを見てみると。
MACDの青い線がオレンジの線を突き抜けています。なので、下がっている傾向です。
RSIも下がっている傾向で今のところ43くらいです。

オイルの先物

ボリンジャーバンドを見てみると。
ここも今幅がそれほど大きくないですね。ここも見極めるのが難しいですが、今は標準偏差が低いということです。
標準偏差が低いことがなぜ危ないのか?
僕の経験だとボラティリティが今は高まっています。その時に、標準偏差がそれほど高くないということはボラティリティの世界でインプライドボラティリティを取引しているプロの投資機関がインプライドボラティリティを買っていると思います。これについてはぜひ昨日のビデオ(ダウが急落! 大統領選挙の影響はまだ終わってない?)を復習してください。
これはヘッジファンドの世界です。僕がもし今ヘッジファンドで運用をしていたらインプライドボラティリティを買っています。

OVX(オイルのボラティリティ)

オイルのボラティリティを見ると上がる傾向です。
そして、上がる傾向というだけでなく大きなレベルを突破しようとしています。ここを突破するところなのでこれは実は昨日のアメリカのETFのインプライドボラティリティのチャートととても似ているんです。
だから、ここは絶対に懸念するべきだと思います。

色々見ると、オイルの世界はこれから下がる傾向が強いと思います。

オイルの先物

一応、ポジショニングも見てみると。

オイルのポジション

長期的に見ると今はオイルのポジションは過大評価されています。
ここも懸念するべきです。

③僕の意見

いつもの通り、投資は自己責任です。最後は自分で決めるのが重要です。
そして、資産の7割から9割を長期で運用するのがおすすめです。

そして、短期は以下のように行ってください。

そしてシャープ・レシオを上げるんです!

特に今のようなボラティリティがあって短期的に下がるような局面の時に長期と一緒に短期をやることが良いことだと思います。

今は危ないと思うのでオイルを空売りしても良いと思います

オイルの先物

特にあなたが何年も経験を持っている人であれば先物を空売りしても良いかもしれません。
経験を持っていない初心者だったらUSOというETFを空売りしても良いと思います。

USO

特に今はエネルギーの株を持っている人に対しては今は買うべきタイミングではないと思います。

エネルギー関連のETF
エネルギー関連のETF

エネルギーのETFもたくさんありますが、時価総額の大きなETFはXLE、VDE、XOP、IXC、OIHなどです。
色々あると思いますが、短期的に1週間くらい全部避けると思います。
避ける理由はいっぱいあります。

DOW JONESとオイルの相関係数

まず、DOW JONESは下がり続けると思いますが、オイルの相関係数は0.5%くらいで高いです。
それだけでなく、エネルギーのETFはオイルの価格と相関があります。

OIHとオイルの相関係数

歴史的にETFとオイルの相関係数はポジティブです。
長期的に見て安いと思っているかもしれません、それは長期的なポートフォリオにしまってください。
短期的には危ないと思うので避けるべきです。
何かするとしたら空売りをするべきだと思います。初心者だったらUSOを空売りして、上級者だったら先物を空売りすると思います。

おわりに

英語動画

元動画

過去のアメリカ株に関する記事一覧

過去のアメリカ株に関する記事一覧

過去の日本株に関する記事一覧

過去の日本株に関する記事一覧

過去の10月のニュース一覧

過去の10月のニュース一覧

投資の基本の記事一覧

投資の基本の記事一覧

チャンネル登録はこちら

日本語チャンネル

英語チャンネル

高橋ダンさんが出版している本

以下の本を出版が関連する書籍になります。

電子書籍版

世界のお金持ちが実践するお金の増やし方 高橋ダン著

文庫版

世界のお金持ちが実践するお金の増やし方 高橋ダン著

僕がウォール街で学んだ勝利の投資術 億り人へのパスポート渡します 高橋ダン著

このブログについて

このブログは大きく2つのグループで構成されています。(それぞれのカテゴリをクリックすると記事一覧に飛びます)
ダンさんのYoutubeをフォローするための2つのカテゴリ
ニュースカテゴリ
投資情報カテゴリ

影武者自身が興味があることなどを発信する雑談カテゴリ
影武者通信カテゴリ

皆さんがお楽しみになれるように、色々なコンテンツを発信していきたいと思うのでよろしくお願いいたします。Twitterではブログ更新毎にメッセージを流しているので、Followよろしくおねがいします!

関連記事

暴落記事

テスラ株、また暴落するのか?

ソフトバンクが暴落! 今は買い時なのか?謎のオプション大量購入者も出現!一体どうなる?

ナスダック暴落の理由には、ソフトバンクの裏話がある?

テスラの株が暴落!売った方が良いのか?株式分割の嫌なデータ

安倍総理が辞任、日経平均の暴落は続くか?

【投資をする際の考え方満載】ナスダック急落!米株は大丈夫か?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です