アメリカ株価の大暴落、また始まった?

はじめに

アメリカの株式市場はかなりの下がりでした。

かなりでかいです。

ヨーロッパの方でもかなり下がっています。

DJI

チャートを見ると、アメリカのDOW JONESはたった1週間くらいで8.5%下がっています。
これで一番皆が聞きたい質問。
大暴落はまた起こるのか?3月のコロナショックはまた起こるのか?
覚えていますか?

DJI

3月に株式市場は35%くらい下がりました。大暴落でした。
これはまた起こるのか?
それと、今どうしたら良いのか?
マインドセット、具体的なアイディアを解説しようと思います!
今日の解説は重要なので何回も見てください。

今日のテーマ

①今なんで下がっているのか?
②チャート分析、大暴落は起こるのか?
③僕の意見

①今なんで下がっているのか?

なぜ今この1週間くらいで大きな急落が起きているのか?
ニュースを解説したいです。

下がっている理由1:コロナの分散拡大

もちろん、最初のニュースは皆さんが知っているようにコロナです。

世界のコロナ新規感染者数

50万人を突破してしまいました。
ものすごく酷いです。ここで一番重要なのは数だけでなく、地域の分散です。
僕はコロナを毎日毎日皆と一緒に分析してきました。
第一波、第二波は集中的に感染が広がっていました。特にアメリカ、インド、ブラジルなどです。
しかし、今回の第三波は世界中に分散しています。ヨーロッパ、アジア、アメリカ、途上国など色々なところで拡大しています。
この事実こそが懸念すべきポイントです。

世界のコロナ感染状況
世界のコロナ感染状況

でも、コロナだけが原因ではないんです。

下がっている理由2:アメリカでコロナの支援策が早期に出されないことが決定した

もう1つの理由はアメリカの上院と下院の方で新しいコロナの支援策を大統領選挙の前の日程に確定できなかったということが明らかになったと記事が出ました。
なので、大統領選挙の後の11月9日まで上院は休日を取っているという状況になっています。
新しい支援策をマーケットは期待していたのですが、早期には来ないということが明らかになったんです。
なので、その期待に対しての結果にがっかりしてマーケットが下がっているということです。

下がっている理由3:大統領選挙の前は当然ボラティリティが上がる

そして、最後に2週間くらい前からずっと言っていますが、大統領選挙などの大きなイベントがある時はボラティリティはだいたい上がります。特に2週間くらい前から上がるんです。

2016年選挙時と2020年選挙時のボラティリティ

ここが重要なんです。
下がった後に、あれなんで下がったんだ?って思うのではなく、下がる前に色々な変な出来事をピックアップしておいて前もって用意をしておくんです。
そういう風に我らライオンは羊と同じではなくマーケットが動く前にピックアップをするんです。
そして、選挙の前にボラティリティが上がるのは普通なんです。
上の図はEUR/USDのボラティリティですが、金融商品の中でも大きな商品なので上の図は金融商品全体のボラティリティを示していると思います。
だから、ボラティリティは上がって当たり前です。

この3つの理由で暴落は起こっていると思います。

②チャート分析、大暴落は起こるのか?

大暴落、これからまた始まるのか?
コロナショックみたいなことがまた起こるのか?
チャートで分析したいと思います。

※チャート分析についてわからないことがある場合

MACDRSIボリンジャーバンド等のテクニカルのやり方をがわからなかったり復習したい場合は過去のビデオを見て下さい。投資のスタンスに関しては、長期投資について短期投資についてシャープ・レシオについても見て下さい。

チャートを分析する

DJI

チャートを見ると大きなMの形になっています。
この形は昨日(原油まだ下がる、エネルギー株を空売りする?)に説明した原油のチャートのパターンととても似ています。もし見ていなかったらぜひ見てください。
これはまずいです。良くないです。
そして、これはダブルトップでもありますね。

DJI

そして面白いのはDOW JONESは9月の底に追い付いています。
でも、S&P500はまだ9月の底に追い付いていないです。

SPX

NASDAQもまだ9月の底に追い付いていないです。

NDX

だから、前から言っているように今回はDOW JONESが発生点です。
金融や工業や観光が発生点で売られているということです。

どのチャートで見てもMACDは下がっていてとてもスムーズに下がっています。
下がり始めたのは10月16日くらいです。切った時に僕はすぐにビデオ(アメリカ株が下落、オプション市場で暴落の兆候!)を出しました。
そこから下がりが始まっています。
そして、下がりも始まっていますし、MACDのトップも前のトップより低くなっています。

SPX

価格でもMACDでも同じように下がっているトップの線を引けます。

SPX

しかもRSIにも同じような線が引けるんです。
そしてRSIは50を突破しています。

SPX

ボリンジャーバンドを見ると今はボリンジャーバンドの下を突破しています。
なので今は少し外れ値になっています。
ただ、この傾向が続くかどうかはとても見にくくなっています。

SPX

コロナの時も何回も何回もボリンジャーバンドを突破していました。
一応2日くらいで回復があって暴落をしたというのを繰り返しました。
なので今回はボリンジャーバンド(標準偏差)の外れ値になっていますが、それほど大きな問題ではないかもしれません。

ボラティリティを分析する

もう1つ皆さんに注意してほしいのはボラティリティです。
VIXというのは変動率で、恐怖指数とも言います。
VIXは30日の未来のアメリカ市場のボラティリティを予測する指数です。
これが上がると株式市場は下がるというものです。

VIX

今回面白いのは株の下がりが始まった9月の辺りを見ると。

VIX

始まりの水準が22くらいだったんです。

VIX

コロナの前は全然違ったんです。
コロナの前の水準は14、15の水準だったんです。
つまり、ボラティリティはコロナの前の水準に完璧に戻っているわけではなかったということです。
ここが面白いんです。株式市場は全体的に回復していましたがボラティリティの世界ではまだ回復していなかったんです。
だから、これは前回と全然違うところだと思います。

VVIX / VIXを分析する

それと、VVIX(ボラティリティのボラティリティ) / VIX(ボラティリティ)を見ると。
VVIXというのはVIXの30日間の予想です。

VVIX / VIX

これは何か月間も言っていますが、今のところは先行指数になっているかもしれません。これはルールではなくて最近の傾向です。
ここを見ると全然前回と違います。

VVIX / VIX

コロナの前に株式市場がトップをつける前にVVIX / VIXがトップをつけたんです。
そして、株式市場がボトムをつける前にVVIX / VIXがボトムをつけてそこから上がり始めたんです。
そして、直近のトップも株式市場が下がるより前に下がり始めました。
ただ、もっと重要で皆さんに気づいてほしいのは下がり始めたポイントがコロナの前のトップよりかなり低いんです。
つまり、コロナと同じレベルまで下がるとした場合に、下がれる部分がそれほど多くないです。
だから、オプションの世界から見ると前のコロナショックの時とは全然違います。
コロナの前の2月の時にも気をつけろと言っていましたが、その時にボラティリティは何も恐怖を持っていなかったんです。
今回はもう既に恐怖がありました。ここがとても重要な点です。
なので、このチャートを見ると同じような35%の暴落はないかもしれないと今は思っています。

③僕の意見

具体的にどうしたら良いのか?
そして、マインドセットはどうしたら良いのか?

僕の意見:マインドセットについて

僕は変なバックグラウンドを持っていて株式投資は12歳からやっています。
プロフェッショナルとしてウォール街でプロとしてやっていたのは、大学を卒業した21歳からですが、サマーインターンからだと19歳からです。
今までに失敗と成功がいっぱいありました。
そして、こういう大きな動きがある時は自分の感情がとても動きます。だから、その感情を抑えないといけないんです。
感情を抑えて客観的、論理的に取引をするのがあなたの投資のパフォーマンスを上げるやり方です。
これをするためには、ちゃんとした睡眠をとり、ちゃんと食事をとって感情を冷静に保つんです。
エキサイトしないで、自分の感情を抜いて取引するんです。
僕は昔感情を抜いて取引するトレーニングをしていたんです。だから、皆さんも投資をする時は自分の感情を抜いてください。
自分のお金ということはわかります。自分のお金が大切だからこそ、感情を抜いてください。
他のモノには感情を入れてもいいですが、投資やお金に対しては感情を抜いた方がメリットがあります。

僕の意見:これからどうなるのか?

今は面白くてアメリカの株式指数が発生点です。

S&P500の先物のポジション

S&P500の先物のポジショニングを見てみると、今は5年間の平均レベルにあります。
なので全然異例なポジションではないんです。
ただ、ETFの世界のポジションがめちゃめちゃ異例です。

一番大きなETFはSPYというS&P500のETFなんです。
ここの空売り比率が今めちゃめちゃ低いんです。
クレイジーに低いです。

SPYの空売り比率

これがとても危ないんです。
これは低い時には空売りしている人たちが少ないということを示しています。
そして、3月のボラティリティが高い時を見てほしいのですが、マーケットが下がっている時に段々空売りが入って来るんです。
なので今は空売りしている大きな投資機関はあまりいないんです。だから、これから空売りをすることはまだできるんです。
ここはとても重要です。

もう1つはオプションの世界です。インプライドボラティリティ(インプライドボラティリティはこちらのビデオ(アメリカ株が下落、オプション市場で暴落の兆候!)を見るとより理解できると思います)です。

SPYのインプライドボラティリティ

ここを見ると、僕は2週間くらい前から言っていますが、抵抗レベルを突破するよ!って言っていました。
オプションを取引しているプロのヘッジファンドの人たちが買い始めると言っていました。
今は突破して上がっています。
これはPutオプションをいっぱい買っているということです。
Putオプションとは未来の売る権利です。今このチャートが上がっているということは保険料(プレミアム費用)が上がったということなので恐怖指数が上がっているということです。
しかし、ここで面白いのはハイテクのQQQの方を見てみるとまだそれほどインプライドボラティリティは上がっていないんです。

QQQのインプライドボラティリティ

つまり、ハイテクの方も危ないと思います。
ハイテクの方でボラティリティが上がる。Putオプションを買う人が多くなると思うのでここも重要です。

ここを全部合わせて僕の意見はどうなのか?
いつもの通り、投資は自己責任です。
まず、マーケットは毎日変わります。なので、できるだけ毎日僕の動画を見てください。(文字で確認する方が早いという方は私も毎日更新しているのでこちらのブログをご参照いただけたらと思います)
毎日見ることが重要だと思います。
具体的に何をするのか?
あなたが初心者だったらDo Nothing!です。
こういう時は危ないので何も買おうとしなくて良いです。落ちるナイフを掴もうとしないでください。
上級者レベルで経験がある人だったら色々と空売りをしてください。
特に今はTechの方がボラティリティが上がると思うので空売りをしています。(NVDA、NFLX等)
そして、大統領選挙まではこれを続けると思います。あと1週間くらいは下がりが続くと思います。
今回の場合は本当に1週間後に決まるのかもわかりません。トランプが裁判を起こすかもしれないし、バイデンが裁判を起こすかもしれません。
何が起こるかはわかりませんが、1週間はこの下がりとボラティリティは続くと思うので気を付けてください!
こういう時はポジションを減らして、睡眠を取って深呼吸してルールを守って長期的と短期的を分けて投資をしてください。

おわりに

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