RCEPは成功するのか?TPPの方が高度な貿易協定、米中問題は続く!

はじめに

RCEP!
なんだこれは?貿易協定です。
なんだ?超つまらなそう。
ただ、これはすごく重要なんです。これはTPPとアメリカと中国のつながりに対して影響があると思うので解説をしたいと思います。

RCEPに関する記事2つ

RCEP、15カ国が署名 世界貿易3割の大型協定に

TPP vs RCEP? Trade deals explained

RCEPとは一体何なのか?

東アジア地域包括的経済連携のことをRCEPと言います。これは日本など15か国がオンライン形式で会合を開いて署名を行いました。
世界の国内総生産(GDP)や貿易額で3割を占める大型の自由貿易協定が発足するということです。
これは関税に関する協定です。貿易がもっとしやすくなることを指しています。

RCEPに参加するのはASEANの10か国と日中韓、オーストラリア、ニュージーランドです。

これは大きな出来事だと思います。

中身を見ると参加国全体で工業品、農林水産品含む91%の品目で段階的に関税を撤廃をしていきます。
インドはこれに参加しませんでした。91%の関税を撤廃してしまうとインド国内の企業にかなり大きな影響があると判断したためです。インドはいつでも参加できるという規定はされています。

RCEPをTPPと比較してみる

RCEPという枠組みとは別にTPPという枠組みもあるのでそちらについても説明します。

RCEPとTPP

TPPはオバマさんとバイデンさんが支持していたものです。
TPPを進めていた大きな理由は中国と貿易をしたいというものでした。
TPPの国を見てみると違う国が入っています。

RCEPとTPPの参加国

TPPは11か国なんですが、もしアメリカが入っていたら世界のGDPの4割を占める割合でした。
RCEPは3割なのでかなり大きくなっていました。
TPPは環境を保護するという思想や労働者の権限についても取り決めされていたのでとても高度な貿易協定だったと思いました。
しかし今のところ残念なのはトランプ政権の時にアメリカがTPPから離脱したということです。

TPPがこれからどうなるのかというのは決まっていないということです。
なぜなら、これからバイデン政権になってもしかしたらもう一度TPPに参加するかもしれないからです。

ここで皆さんに一番慎重に考えてほしいのは、新しいRCEPとは何なのか?
労働の権限とか環境安全とかがあまり含まれていないということです。

僕の意見

だから、僕が思うにはRCEPはビッグディール(大きな出来事)ではないと思います。
ちょっとがっかりしました。
もちろん中国が貿易協定に参加しているのは良いですが。
「段階的」に関税を撤廃するというような曖昧な表現が使われていたり、以前アメリカと中国の協定のようにコロナ等を言い訳に達成率が低くなる可能性があると思います。

そして、今のところRCEPの参加国を見てみると大きな割合がASEANの国です。
ASEANの国の中では元々貿易協定があってほとんど関税がゼロなんです。
だから、新しく入っている国としては日本、中国、韓国、オーストラリア、ニュージーランドだけです。
中国が入ったのが大きな出来事ですが、TPPほど高度な協定ではないのでたぶんこれは戦略的にRCEPを結ぶことによってアメリカをTPPに戻すモチベーションを与えようとしているんだと思います。
だから、これが本当の理由だと思います。
アメリカがTPPに入って、理想的ですが中国もインドもTPPのような高度な貿易協定に入ったらこれは私の人生、あなたの人生にとって良いことになると思います。
日本は島国で天然資源があまりないので、貿易協定ができれば心配なく貿易ができるようになることは日本のためになり日本のGDPや我々の人生に良い影響を与えると思います。
こうなると大きな出来事になると思うので、1月からバイデン政権になってアメリカがどう動くのか、中国はTPPに対してどのような協定を求めるのかに注目して見ていてください。

おわりに

英語動画

元動画

影武者が決算を学ぶ!

決算について学び始めたのでそちらの記事です。ぜひご覧ください。
【読書記録】決算を元に投資ができるようになりたい! 営業キャッシュフローのよい会社を買えとは?

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