新型コロナでロックダウン再開、アメリカまた景気後退?

はじめに

アメリカでコロナの状況がかなり悪化しています。
新規感染者数がかなり上がっています。

ここで色々とロックダウンが始まっています。
このロックダウンや制限はどのようにアメリカの経済に影響があるのか?
アメリカの経済はまた景気後退になるのか?
ここに対して解説したいです。

コロナに関するニュースを解説

州毎のロックダウンの状況を確認する

今は色々な州がロックダウンをしています。
アメリカはとても大きいので州毎に知事が権限を持っているんです。
大統領や国会も制限をかけることはできるんですが、今のところは出ていないですし、バイデンもそんなことはしないしトランプもそんなことはしていません。

今特に話題になっているのは、カリフォルニア、オレゴン、フィラデルフィアなどで制限が出ています。
まず、カリフォルニアでは色々な制限が出ています。
知事が言っていることは、それぞれの街、区(County)がコロナの状況によって紫、赤、オレンジ、黄色に分けられています。
そして、3月の頃と全然違うことは完璧なロックダウンはしないということです。
例えば、カリフォルニアのショッピングモールとか3月の頃に完全なロックダウンになったような施設も今回は制限的なロックダウンにしているんです。
具体的に制限的なロックダウンとは施設のキャパシティによって入ることができる人数を制限するというような形です。
色ごとの具体的な例としては、紫は25%以内、赤は25%~50%というような形で制限をかけようとしています。
全く入れないというような形では制限をしないという発表をしています。

他にはオレゴンでは、2週間のロックダウンとなっていて集会を開く際に6人以下でなければならないといった制約が課されています。

他にもペンシルベニアでは、レストランなどがキャパシティの50%以内であれば影響できるというような制限になっています。
これはそれほど厳しくないかなと思います。

他にはニューヨークでは、集会をする時には10人以内で行う必要があるというような制限がかけられています。
そして、出前は可能ですが、レストランで飲食をするということは制限されています。

僕が言いたいのは、州毎に制限はかけられていますが、春の方がもっと厳しいロックダウンだったんです。
なぜ酷かったかというと、その時には体温のチェックやマスクを皆がつけるというようなことが普及していなかったんです。
特にマスクなんか全然慣れていない社会です。僕も日本に来て初めてマスクをしました。
今のところはシフトがあって、色々な企業も体温を測ったり、アルコール消毒をしたり、マスクをしたりと社会全体が適応してきているんです。

人口密度で感染拡大がひどい地域を考える

特に皆さんに知っておいてほしいのは、人数が今一番ひどいのは、カリフォルニア、ニューヨーク、テキサスなどです。
しかし、これは州の人口が多いからです。
人口密度で言うと、真ん中の中部の方がもっとひどいんです。

ここは人口がそれほど多くないけど、感染が悪化しています。
カリフォルニアやニューヨークは人口密度に比べるとそれほど感染はひどくないんです。
だから、これも経済への影響を考える時には頭に入れておかないといけないと思います。

アメリカの州毎のGDP寄与率を考える

アメリカのGDPを見ると州毎で重要なのは、特に濃い赤のカリフォルニア、テキサス、ニューヨーク、フロリダなどなんです。
この辺りは実は前と比べてそれほどひどい状況ではないんです。

中部の方はGDPとしてはアメリカ経済に対する割合は低いんです。

データから経済インパクトを探る

実際に経済指数を見てみましょう。

GDPの状況を確認する

特に実際にアメリカでロックダウンが行われてどういう風に動くのか数字を見ないといけません。
一番報道されているのはGDPです。これは毎四半期発表されています。このGDPは速報値、改正値、確定値の3つがアメリカでは発表されています。
実は今週アメリカの第三四半期の2番目の予測が発表されたんです。

第三四半期の速報値は出ていて、33.1%という値でした。これは年率換算です。

一応アメリカは景気後退からは脱出したというニュースです。

PMIを確認する

他の経済指数も見てみましょう。
製造PMIを見てみると、コロナの前の水準よりも戻っています。

アメリカの製造PMI

サービスPMIもコロナの前以上になっています。

アメリカのサービスPMI

非製造PMI、ほとんどサービスPMIと一緒のような気がしますがアメリカは分けているようです。
ここも一応コロナの時点まで回復しているということです。

アメリカの非製造PMI

皆さん、PMIというのはとても重要ですよ。
PMIというのは歴史的にかなり経済と一緒に動いている傾向が強いです。
PMIの上がり下がりはGDPと同じようなものです。
ただ、PMIは毎月発表されているのでGDPは大丈夫かなということを示しています。

GDPとPMIは歴史的に一緒に動いている

他の経済指数を見てみると。

失業率、消費者態度指数、インフレ率を確認する

失業率

失業率は完璧に回復はしていないです。

消費者態度指数

消費者態度指数も回復していないです。

インフレ率

インフレ率もまだ回復していないです。

なので、回復がされていないものもあります。
経済の回復というものは段階的に起こるんです。
最初は大手企業が回復して、中小企業の回復が起こり、そして最後に消費者に影響が出てきます。
今のところはこの回復の段階の途中のような気がします。

僕の意見

景気後退はまたアメリカで起こるのか?

アメリカの景気後退は起こらない!

シンプルな答えで言うと、NO!
起こらないと思います。

理由は2つあります。

理由1:春のロックダウンの状況とは違う

3月、4月の時にも言っていましたが、その時にも大恐慌が起こるというニュースが多く出ていましたが、僕は反対していました。
今回も僕はJPモルガンが言っている予測、2021年の第一四半期でGDPはまたマイナスになってしまうということを言っているという記事が出ています。
僕はこれには同意しません、今の所一番ひどく制限されているのは中部の方です。
GDPに対して影響をもたらすようなところは段階的な制限があるので春と違ってそれほど大きな影響をもたらさないかなと思います。

理由2:ワクチンができてきている

ワクチンの話題も出てきていますが、治療薬も出てきています。
トランプに投与されていたRegeneronの薬もFDAの承認を得てこれから使われるようになるというニュースも出ています。
だから、ワクチンとか治療薬が発展してこれから全国に配布されると思います。
なので、制限が続くと思いますが最後の辛抱だと思います。
そして、オンラインショッピングも活発になると思います。
アメリカではThanks Givingの後はBlack Flidayと言って、ここからクリスマスショッピングが始まってこれはまだほとんどのアメリカ人はショッピングモールに行くかもしれませんが、行かなくてもオンラインショッピングができます。
それにプラスして、年末に入ると1億くらいの治療薬を用意すると言っているのでコロナは僕の意見では3ヶ月から6ヶ月の間で終わると思います。

感染者数は上がるかもしれませんが、死者数はとても低くなると思うので経済への影響も少なくなるし、ロックダウンも少なくなると思うので景気後退は起こらないと思います。

今日も見てくれてありがとうございます!
ぜひ、英語動画も見てください。

おわりに

英語動画

元動画

影武者が決算を学ぶ!

決算について学び始めたのでそちらの記事です。ぜひご覧ください。
【読書記録】決算を元に投資ができるようになりたい! 営業キャッシュフローのよい会社を買えとは?

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