世界債務危機が近づく!コロナで債務残高が20年末に過去最高

はじめに

コロナからの回復が見えてきたかもしれません!
そして、よしOK!良かった!
ワクチンも最近では出てきて、経済はこれまで何ヶ月間で回復してきています。
どうやって回復したのか?

借金です

政府が借金をして国債を発行して、そのお金を使って市民にお金を配っているんです。
世界的に皆こういう風にやっているんです。

ここに対して最近出た記事では、国際債務残高とGDPの割合だと過去最大レベルになっているというニュースが出ていました。
今は365%くらいです。

ここを見て、僕の予想では10年から30年の間で今までで一番大きな債務危機が起きると思います。
ここに対して解説したいと思います。

どんな記事が出たのか?

国際債務残高に関する記事が出た

出た記事はとてもシンプルです。
国際金融協会(IIF)という組織が国際債務残高について発表をしました。
今の国際債務残高をGDPで割った値は365%でした。
これは過去最大レベルになっているということです。

これからもっと上がるという予測を出しています。
そして、赤い線が重要です。
債務 / GDPが赤い線です。
債務(借金)はいつも悪いというわけではないです。
特に若い時に、成長するような時にする借金は悪くありません。これは国でも会社でも人間でもこれから成長があるような時には借金をして成長するんです。
なぜかというと、今の収入より未来の収入の方が高いからです。
だから、今はできるだけお金を集めて設備投資をする。
ここのバランスというのは借金の成長率と収入の成長率を見ると、国で考える時にはGDPという指標が最も適切だと思います。
GDPは全体の収入を集めたようなものです。
このGDPが成長しているスピードと借金が成長しているスピードの割合を表しているのが赤い線です。
これが、コロナで急上昇したんです。
そして、この比率は何十年も上がっているんです。

ここは決して皆さんに忘れてほしくないことです。
そして、この借金を多くしているのは先進国です。
先進国の借金のGDPに対する比率は432%です。

途上国もまだ高いですが、途上国を計算すると248%です。

ここを皆さんにアップデートしたいです。
こういうニュースが出ましたというのがまず初めの点です。

なぜ借金は悪いのか?

MMTがあるから大丈夫じゃないの!?

MMTなどがあるから大丈夫じゃんという意見もあると思います。
MMTはケインズ経済学の論理なんですけど、簡単に言うと、経済が下がっている時には国家がお金をもっと発行するべきだという理論です。
ほとんどの政府はこれを行っています。

なぜこれは悪いのか?
ここに対しての説明をします。

借金の種類と政府の借金が増えている理由

借金には色々種類があります。
全部同じではないです。国家がする借金、企業がする借金、個人がする借金等色々あります。
借金を全部集めたのが、Total Debt(借金の総量)といいます。
このレポートが先程の図です。

ここをもう少し具体的に見てみると。
例えば、個人の借金(Private Debt)を見ると以下のような順位で多くなっています。

そして、政府の方を見ると日本がバカでかいです。

これは一体なぜなのか?
大体の経済パターンは景気後退が経済が下がる時に起こりますが、100年間で見ると平均的に6年から9年の間で毎回起こります。
これが起こる時に政府は新しいお金を発行するということです。
その新しいお金を使って市民を助けるんです。
そして、そこから考えると日本が借金が大きい1つの理由は日本は金融緩和を時間的に行っているためです。
2000年から日銀は金融緩和をしています。
実は、90年代から金融緩和をしていましたが、日本は一番長く経済が回復していないため1995年の名目GDPにまだ追いついていないのでバブル経済のときからずっと追加の金融緩和を続けています。

経済危機には2つのパターンがある!

よく、日本の純資産は黒字だということがよく言われます。
政府は赤字だけど、個人を見ると黒字だし、海外にも資産があるので日本の純資産という側面では黒字です。

たしかにそうです。
レイ・ダリオや他の経済学者も言っているのですが、危機にはパターンが2つあります。
短期的なもの(コロナ危機、ヨーロッパショック、リーマンショック、アジア危機など)と長期的なものです。
長期的なものはだいたい債務残高が上がりすぎた時に起こるんです。
これは平均的には一応の予測では20年から50年くらいで債務危機が来ると言われています。
Global Debt Super Cycleと言われています。これは、長期的な危機です。

そして、債務残高は70年代からずっと上がっているんです。
今のところは40年くらい経っているということです。

これがどこまで続くのか?ということですが、世界の歴史を見るとMAXで50年くらい、もしかしたら60年いくかもしれません。
ただ、いつかは何かが起きる。
これが、歴史を見れば通貨危機、債務危機というような金融危機が起きるんです。
借金が高まりすぎて払いきれないような状況が起きるんです。

借金を払いきれなくなったらどんなことが起こる?

これが実は日本では遠い昔ではない時に起こっているんです。
財産税法という、戦後負けてから政府が借金を払いきれないということで財産税法を出しました。
このひどいところは、特に上級層にいくと90%程度の財産が取られてしまったんです。

これが本当にあるかないかは、色々な理論があります。
MMT理論を見ていると、これはあり得ない!と言っているものも見ます。
はっきり言って僕もわかりません。
ただ、言いたいのはこれがずっと続くといつか何かが起こるのは世界の歴史を見るとわかります。
こういう時は新しい通貨が生まれたり、世界の基軸通貨が変わったりするんです。

我々がどのように準備できるのか?

今使っている通貨の価値が下がってしまうかもしれない!

コロナは短期的な経済危機のサイクルでした。
そして、次の短期的なサイクルが来た時には政府が何かまた支援をします。
政治的に政府が支援をしないということはありえないです。
しなくちゃいけない、でないと選挙に勝てないんです。
そして、国家の借金はもっと高くなるんです。
世界で言われているのは、日本は世界の金融研究室であると言われています。
日本で起こることを欧州やアメリカは見るべきだと言われています。
もし通貨危機が起きて今の日本円が使えなくなる、政府が破綻するかどうかはわかりません。
それと関係なく今使っている通貨の価値がすごく下がってしまうかもしれません。

若い人はコモディティに投資するべき!

ここで覚えておいてほしいのはあなたの老後資金を守るために特に若い世代の人が覚えておいてほしいのが、これから10年、30年、50年でコモディティ(貴金属、仮想通貨)を持ち続けるんです。
これは、法定通貨(ドル、円、人民元)の逆です。
政府が発行している通貨の逆が貴金属と仮想通貨です。貴金属は伝統的な古い通貨で仮想通貨が新しい通貨です。
どれがどういう風に上がるかはわかりませんが、紙幣危機や債務危機が来た時にはこの辺りはすごく上がると思います。
古い通貨に対して新しい通貨の価格がすごく上がると思うのでここを忘れないでください。
金とドルの割合を見てみると、金はまだまだ過小評価されています。

なぜかというと、マネーサプライが上がってしまったので金の価格は全然追いついていないです。
なので、ここも覚えておいてください。

金は日本の皆に持ってほしいと思っています。なぜなら、どうなるかわからないからです。
もしかしたらMMTの通りに大丈夫かもしれませんが、一番危ないのは日本だと思います。
政府が破綻しなくても何かが起こると思います。
計算的に、歴史的に何も起こらないのはありえないです。

これが今日のメッセージです。
コロナでこういうことが起こっているということを忘れないでください。

今日も見てくれてありがとうございます!
ぜひ、英語動画も見てください。

おわりに

英語動画

元動画

影武者が決算を学ぶ!

決算について学び始めたのでそちらの記事です。ぜひご覧ください。
【読書記録】決算を元に投資ができるようになりたい! 営業キャッシュフローのよい会社を買えとは?

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