FRB、12月に量的緩和拡大を検討!米国株と債券もっと上がるのか?

はじめに

今日は大きなニュースが出ました。
アメリカの中央銀行のFRBが前回の定例会合の議事録を発表しました。
ここでとてもハト的なことを言っていました。
それは、これから金融緩和を拡大するということを示しています。
ここがどのような影響を株や債券に与えるのか?
そして、FRBはこれがまだできるキャパシティを持っているのかについて解説したいです。

ニュースは何が発表されたのか?

注目されているニュースは?

ニュースはこれです。
FRBが量的緩和の拡大を検討し、12月にも指針を見直しするということです。
定例会合では「米国債の購入増など、追加緩和が可能だ」ということを言っていたそうです。
次の12月中旬で量的緩和の拡充を検討するということです。もう3週間です!
今は毎月1200億ドルの量的緩和を継続しているところです。
それをまた引き上げるかもしれないということを言っています。

量的緩和の拡充を検討している理由は、コロナの再拡大による景気下振れリスク、労働市場の回復は緩やかに進むということや失業人数に懸念を持っている人がまだまだいるということです。

日本語の記事ではあまり書かれていませんでしたが英語の記事では、失業率に対しての懸念について書かれていました。

今FRBは失業率に対しても重視している

皆さん覚えているのかわかりませんが、2か月前に僕が流したビデオ(FRB発表でNYダウがこれから暴騰?【歴史に残る日】)
アメリカの中央銀行は二重義務があるんです。
1つは価格の安定です。これはインフレをコントロールするということを指しています。
2つ目は失業人数をコントロールするということです。
2か月前に総裁が言ったのは、これからは2つ目も重視するということを言ったんです。
ここに対して、今回のミーティングの概要を見てみると重視しているような気がします。
なので、アメリカの失業人数とも関係があると思います。

失業人数を見てみると。

アメリカの失業率

今はまだ6.9%なのでコロナの前までには回復していないということです。
そして、毎週発表されている失業人数も先週は5週間ぶりの高さということで、ここもまだまだ高いという状態です。

コロナの前の水準までは戻っていなくて、ここを重視しなくてはいけないとFRBは考えています。

そして、今は政権の移行中なので今何かをできるのはFRBの方なんです。

実際にFRBは量的緩和をできるのか?

FRBの資産からキャパシティを分析する

FRBのポートフォリオ

水色が米国債、濃い青が住宅ローン、それ以外がその他です。
リーマンショック前は水色のものだけでしたが、それ以外のものもリーマンショック時から利用し始めています。

2013年くらいまでの間にその他のものは縮小をしたんです。
ただ、住宅ローンは買い続けたままです。

そして2019年辺りでは量的緩和の縮小をしていました。
この縮小はFRBだけではなく、日銀もヨーロッパ銀行も行っていました。

縮小をした後にまたコロナで量的緩和を増やしています。
今回は水色の米国債を一番多くしています。
これは、リーマンショックとは違う状況です。

そして、キャパシティがあるのかを見てみると。

借金とGDPの割合

日銀やECB(ヨーロッパ銀行)などと比べてみるとまだまだ上がることができます。

僕の意見

これは皆さんのポートフォリオにどのような影響をもたらすのか?
いつもの通り、投資は自己責任です。

今日話したいのは短期的ではなく長期的です。

長期投資

僕が今回のニュースを聞いてまず見たのは、米国債の債権のチャートを見てみました。

米国30年債
米国10年債
米国5年債
米国2年債

全部見てみてもほとんど動いていませんでした。

だからもしかしたら今回のFRBの発表の内容については既に期待されていることなのかもしれません。
実際に12月中旬に追加された時に莫大な量的緩和でなかったらマーケットは動かないような感じを僕はします。
というのが今の感じですが、まだ情報が足りないです。
どれくらいの金融緩和をするのかなどの情報が必要です。

そして、新しい大統領になったのでもしかしたら違う総裁になってしまうかもしれません。
だから、また選ばれるためにパウエル総裁が印象的な何かをしなければいけないと思っているかもしれません。
わかりませんが、今のところマーケットはそれほど大きく期待していないみたいです。

我々のポートフォリオに関しては、株は持ち続けて、国債も金利がほとんどゼロでも持ち続けるんです。
なぜかというと、アメリカのFRBは買うキャパシティを残しているんです。
日銀とECBはもう限界かもしれませんが、FRBはまだ余力を残しているので特に米国債を長期的なポートフォリオに保有するのはおすすめです。
そして、おすすめしているETFはTLTやIEFやSHYがおすすめです。

今日も見てくれてありがとうございます!
ぜひ、英語動画も見てください。

おわりに

英語動画

元動画

影武者が決算を学ぶ!

決算について学び始めたのでそちらの記事です。ぜひご覧ください。
【読書記録】決算を元に投資ができるようになりたい! 営業キャッシュフローのよい会社を買えとは?

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