インフレ率急上昇を予測、株価リスク、コモディティへのローテーションが進む?

はじめに

株価に対して今、最も一番大きいリスクはインフレ率が急上昇することかもしれないです!
こんなことはこの頃聞いたことないです。
最近ほとんど僕が読んでる記事はデフレ、デフレ、デフレ、価格はずーっと上がらない、世界の中央銀行をずっとこれから金融緩和を続ける低金利を続けるという記事です。
これは株価に対して素晴らしいことです。
そして、面白い記事が今日出ていました。
やはり僕はみんなと違ったことを言っている記事には注目するべきだと思います。
皆が同じことを考えてしまうと良くないので、違った考えを聞いてみるのがとてもいい勉強だと思います。
今回はここに対して解説したいと思います。

この記事は何なのか?

今回の記事はSeeking Alphaからの記事です。

今は物価指数が上がり始めているんです。
中央銀行の利子はこれから上がるということを言っています。
異例です。
アナリストなどもほとんど誰も言っていないことを言っています。
ここは何なぜなのかというと、彼が見ているインフレ率は損益分岐点の米国債利回りということです。
これは何なのか?

ややこしく感じるかもしれませんが、ここはアメリカの国債の利回り + インフレ率です。
なぜインフレ率を足すのかというと、債権というのはインフレーションが敵なんです。
債権というのはインフレーションが低いほど、お金が借りやすい状況になるということです。
なので、とてもインフレーションに対して敏感な商品なんです。
未来の債権がどれだけインフレを予測しているのかというのは、今の利回り + 未来の予測のインフレ率になります。
こういう商品が取引されているということです。
これはUS Breakevenの 2年 5年 10年 30年とスワップもあるということです。

全部見ると、コロナの底を打ってから急上昇をしているといます。
株価と大体これは同じ方向に動いています。

そして、もう1つの経済指数でこの記事で書かれているのは、アメリカの平均賃金の成長率です。

平均賃金の成長率はコロナで一時的に上がりました。
これは、コロナで仕事を失った人たちがブルーカラーの人が多かったからという影響もありました。
しかし、コロナの前からこの平均賃金はずっと上がっているんです。
8年間くらいずっと少しずつ上がっているという状況です。
なので、インフレ率はコロナとあまり関係ないということをこの記事が言っています。
それとこの記事が言っているのは、物価指数が上がると、アメリカの中央銀行が利上げをするということです。
金融緩和ではなく引き締めを始めるということを言っていて、これは株価に対してすごい悪影響を与えるということを言っています。
これが記事の内容です。

僕がこの記事をどう解釈するか?

次に皆さんに解説したいのは僕の意見です。

データを見てみるとこの記事が言っているのは、今まで低金利で一番恩恵があったのは株と債券です。

特にFRBが金融緩和をしていたのはデフレがあったから、物価指数がずっと下がっていたからからです。
だから、低金利の量的緩和でお金を注いで、とにかく物価指数は上げようとしていたということです。
ここは特に最近株価に対して良い影響でした。
記事で言っているのは、これが逆になると株に対して悪影響になると言っています。

そして、コモディティに対して良い影響になるということです。
インフレが上がるとお金がコモディティの方に流れるということです。
僕はここで同意しているところもあるんですが、同意していないところもあります。

同意していない部分1:利上げがある時に株価に悪影響がある

同意していないというのが、この記事は利上げがあるときに株価に対して悪影響があることがこの記事で書いてあります。
しかし、僕はこれじゃ間違っていると思います。
なぜかというと100年間のデータを見てみると。

アメリカの物価指数の成長率をS&P500の平均の成長率と10年単位で比べてみると、この相関係数はポジティブなんです。
つまり、長期的に見てみると物価指数の成長率とアメリカのS&P500の成長率は一緒に動いているということです。
ここからまあ物価指数がまた上がるということはそれほど長期的にアメリカの株価に悪影響ではないと僕は思います。

なので、記事のこの部分は間違っているかなと思います。

同意していない部分2:FRBが利上げをした場合に株価に対して悪影響がある

もう1つ言いたいのは、特にFRBがもしこれから利上げをした場合、金融引き締めをした場合、これは株価に対して悪影響があるのか?
ここに関しても疑問を持ちます。
なぜかというと2017年と2018年の時にイエレン総裁が利上げをしたところを見てみると。

利上げがあったときは2015年から2019年の始まりまでなのですが、S&P500との相関係数はポジティブだったんです。
つまり、利上げがあった時にマーケットはずっと上がっていたんです。
なのでこの記事が言っていたことと逆のことが起こっていました。
FRBが金利を上げるからって株価が下がるということはいつもじゃないと思います。
最近の歴史を見るとそういうことは起こらなかったので、ここも少し間違っ
ているかなと思います。

同意している部分:コモディティへ良い影響がある。

しかし、同意したいというところもあります。
それは債権とコモディティに対しての影響です。
もしここからインフレ率が上がるとしたら、僕はあまり株に対して悪影響はないと思いますけど、債権は売られると思います。
なぜかというと。
インフレ率が上がると歴史的に債権が低いパフォーマンスになるからです。
債権に対しての初心者は僕の過去の最近のビデオをぜひ見てください。
そして、一番恩恵を受けるのはやはりコモディティです。
そして、記事で指摘されていることは。
S&P500の鉱山指数を見てみると。

この青いところが鉱山指数ですが、実はコロナの底を打ってから一番強いパフォーマンスを出しているんです。
つまり、コモディティにとても敏感的な企業のセクターこれは鉱山です。
ここはもうかなり急上昇していてこの部分は物価指数が上がるということを予測しているんです。
なので、コモディティに対してはここからの強いパフォーマンスが長期的にあるということに対しては僕も同意です。

しかも今は、米ドルも下がっている傾向がここからも10年、5年くらい長期的には続くかもしれません。

そういうことが起これば歴史的にコモディティに対して相関係数がネガティブな
ので、ドルが下がればコモディティも上がるということです。
なので、ここは僕も同意です。コモディティは恩恵を受けると思います。
それと、コモディティの120年のサイクルを見ると。

これからまだまだ上がるかもしれません。
これは50年60年くらいの幅でピークがあるのでここからずっとまた上がって次のピークが2030年から2040年の間かもしれないということも僕は同意です。

僕の意見

いつもの通り、投資は自己責任です。

長期的なおすすめ

長期投資

長期積立投資に関しては、僕がこういうポートフォリオ皆さんにを示している理由の1つはコミュニティの部分がかなり大きいんです。
普通のFA(ファイナンシャルアドバイザー)がおすすめしているのは5%から10%がコモディティの上限なんです。
しかし僕は20%から40%といっています。
ここはやはり今からのコモディティサイクルは長期的に続くということを信じているからでうs。
それだけではなく、国債の赤の部分を少し低めにしているんです。
赤い部分のリスクはインフレ率です。
インフレ率が上がるとすれば、国債の価格も下がるというリスクがあります。
今までの10年間は量的緩和が国債の価格を支えてきたと思います。
でも世界の中央銀行はそれぞれ限界に来ていると思います。
追加の金融緩和はあまりできないと思います。
だからこそ、国債の価格ももっと上がるのは難しいかもしれないのでここを小さくしてます。
この配分の理由を皆さんに知って欲しかったです。

なぜコモディティを大きな部分にしてるか?
なぜ国債を小さな部分にしているか?
コモディティのサイクルが起きていて、もしかしたらこれからインフレーションが長期的に起こるかもしれないからです。
皆さんここに対して対応して、定期的に老後資金のために投資を皆さんがんばってください。

今日も見てくれてありがとうございます!
ぜひ、英語動画も見てください。

おわりに

英語動画

元動画

影武者が決算を学ぶ!

決算について学び始めたのでそちらの記事です。ぜひご覧ください。
【読書記録】決算を元に投資ができるようになりたい! 営業キャッシュフローのよい会社を買えとは?

過去のアメリカ株に関する記事一覧

過去のアメリカ株に関する記事一覧

過去の日本株に関する記事一覧

過去の日本株に関する記事一覧

投資の基本の記事一覧

投資の基本の記事一覧

チャンネル登録はこちら

日本語チャンネル

英語チャンネル

高橋ダンさんが出版している本

以下の本が関連する書籍になります。
上から新しい順で並べています。

ぜひTwitterもフォローしてください!

いいねやリツイートいただけると励みになります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です