世界初の1兆ドルETF、バンガードVTを買うな!

はじめに

バンガードのVTのETFはすごく人気があるようです。

今日出た記事はこのVTが歴史上初めて1兆ドルをうんようしているファンドになったということです。
これは買うべきではないということが僕のおすすめです。
その理由を解説します!

ニュースは何なのか?

記事では、運用資産の図が載せられていました。

すごく増えています。
これはインデックスファンドからETFへの関心が高くなり、それにプラスしてアメリカの株式市場が上昇しているということで運用額がとても大きくなっています。

世界の全部に費用が少なく投資できるというETFです。
なんで、素晴らしい投資先なのに投資をするべきじゃないというのか。

良い面から見ていきましょう。

VTの良い面

管理費用がとても低いETFです。
管理費用を下げるのが投資にとって非常に重要な部分です。
パフォーマンスは時間が経てば利益は出てくるというような感じなんです。
ただ、管理費用を重視しないといけないです。

この管理費用を下げるためには前のビデオ(【騙されるな】ロボアドバイザー投資をお勧めしない3つの理由!)でも言いましたが、ウェルスナビやロボアドバイザーに投資をしてはだめです。
それをやっている人がいたら、注意してあげてください。
管理費用は1%ですが、とても高すぎます。
これも前に皆さんに説明しましたが、複利効果というものがとても重要なんです。
100万円の資金があって、毎月10万円で積立投資をして、6%の複利がある場合に30年で1億円くらいになるんです。
そこから管理費用として1%取られていくとして5%の複利で計算すると30年後には8400万円になるんです。
1600万円も差が出るんです。
複利にはそれくらいのパワーがあるんです。
なので、1%なんて二度と払わないでください!
0.5%も払わないでください!

ここがとても重要です。

バンガードというのは昔からできるだけ費用を低くした投資をすることが良いと言っています。
だから、そこも認識してください。

なので、費用という側面から見るとVTは良い商品です。

VTの悪い面

問題は相関係数とシャープ・レシオです。
相関係数とはどれくらい一緒に動くのかということです。 

VTの中身はアメリカによく連動している

VTというのは中身を見ると57%がアメリカになっています。

日本、香港、イギリスも入っています。
ほとんど先進国で構成されています。
全世界に投資をしていると言っていますが、ほとんどが先進国です!
そして、その中でもアメリカの割合がとても大きいです。
ここが1つの理由です。

そして、セクター別に見てみるとテクノロジーが4分の1以上です。

なので、ここも注意するべきです。

だから、宣伝としては全世界と言っていますが、ほとんどがアメリカ株です。
実際に相関係数を見てみると、アメリカ株とほとんど連動しています。

VTとS&P500の相関係数

VTとS&P500の相関係数を見てみると、ほとんど1です。
ほぼ一緒に動いています。

なので、これを買うならS&P500を買うのとほぼ同じです。
だから、分散しようと思ってVTを買っていても実際にはアメリカ株に投資をしているということと同じになっています。

シャープ・レシオが低いことはなぜ問題?

これが何が問題なのか?
「アメリカ株だけと連動していてもいいじゃん!」という人もいるかもしれません。
これだと投資の分散ではないんです。
分散しないで1つだけに投資をすると、シャープ・レシオは下がってしまうんです。この辺りも詳しくは本に書いてあるので是非読んでください(下にリンクを付けておきました)

シャープ・レシオはどれだけポートフォリオが動くかです。

誰かが1つの株にお金を100%ぶっこんで利益を得たということもすごいと思うかもしれませんが、これはめちゃめちゃリスクが高いです。
そういうのは全然良い投資ではないんです!
もしかしたら70%下落するかもした場合はどうするの?とてもリスクが高いです。

1つの株にぶち込むのとは逆に100の株、50の株、20の株に投資をしてリターンを得るというような方がシャープ・レシオが高いんです。
これが投資の必殺技です。

金融リテラシーを上げて騙されないようにしよう!

リターンだけを見るのではなく、リスクも見るんです。
どれだけポートフォリオ全体で上がったり下がったりするかです。
めちゃめちゃ動くとストレスもあるし、倒産するようなリスクもあります。詳しくはぜひ新しい本をぜひ読んでください。

長期投資

だから、ポートフォリオの株の部分は全世界だからと言って、VTだけを買っていれば良くて、他の株はいらないじゃん!と考えているのは危険です。
アメリカの株を買っているのと同じなので、アメリカに何かあったらVTというものはアメリカと一緒に下がってしまいます。
しかし、分散していたらアメリカの部分は下がるかもしれませんが他の部分はそれほど下がらないというようなこともあります。

なので、分散をしていた方が全体のポートフォリオとしては何かがあった時に下がらないというようになります。
そのため、シャープ・レシオが高い投資と言えます。

たしかにバンガードのETFは素晴らしいETFです。
トータルワールドというのは宣伝をするためにもとても宣伝しやすい名前です。
だから、リテラシーが低い人にとっては素晴らしい商品に見えるかもしれません。
全世界に1つで投資できるから1つだけ買えば良いんだ!!
これに財産を入れちゃおう!
そんな考えになってはいけません。
これは、金融リテラシーが低い人を狙ったトラップです。
ハマらないでください!
金融リテラシーを上げればこれは間違ってると気づいてVTだけに投資をするより分散させて投資をすることが良いと判断することができると思います。

何に投資したら良いんだと思う人はぜひこの前出したETFのビデオ(【初心者でも簡単】ETF投資で老後資金ポートフォリオを作る!)も見てください。

僕のおすすめはVTではなく、S&P500などのアメリカ市場に投資をして、アメリカ以外の国の株を入れたりしてポートフォリオを組むことです。
管理費用が低いものはあるので、管理費用を犠牲にしろと言っているわけではないです。
管理費用が低いまま分散をすることができます。
これを1回だけ習って、あとはカレンダーに積立投資する日を決めて、毎月1回積立を実行するだけで良いんです。

今日も見てくれてありがとうございます!

おわりに

元動画

影武者が決算を学ぶ!

決算について学び始めたのでそちらの記事です。ぜひご覧ください。
【読書記録】決算を元に投資ができるようになりたい! 営業キャッシュフローのよい会社を買えとは?

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