【投資の基本】ドル建てと円建てETFの違い

はじめに

ETFはドル建てで買うの?円建てで買うの?という質問がたくさん来ました。
なぜ今はドル建てで買うと良いの?
ドル安の時にはドル建てを買った方が良いというのがわからない!
このドル建てで買うのか、円建てで買うのかという問題について解説したいです。

ドル円を例に考えてみる

ドルが今すごく安くなっています。
そして、ドルがこれから来年にかけてもっと安くなるとも僕は言っています。
その中でドル建ての商品に投資をした方が良いと言っています。
ここについて具体的に説明したいです。

まず、あなたが何か商品を買おうと思ったら、ドル建て、円建て、ユーロ建てなど色々な通貨のものがあります。
そして、その通貨をどれを選ぶかによってパフォーマンスが変わります。

一番最初に説明をしたいのは、ドル円です。
ドルと円のFXです。
これはドルが分子で円が分母です。
だから、ドル円が上がるということは円安になるということを表しています。

ドル円を例えばコロナの一番底のところで102円で買ったとします。
そして、110円で売ったら利益が出ています。
このドル円を買うという行為はドルを買って、円を売るという行為です。
なので、ドル円を買った場合は円安になると利益が出るんです。

まず、ここが最初に理解をしないといけません。
分子と分母です。
ドル円を買うということは、ドルを買って、円を売るということです。

これはほとんどの商品に対して同じような考え方をすることができます。

2つの具体的なパフォーマンスの例

2つ例を見てみましょう。

金ETFのドル建て、円建てのパフォーマンスの違い

1つ目の例は金のETFです。

1326

1326という円建ての金の商品は今年17%上がりました。

GLD

GLDというアメリカドル建ての金の商品を見てみると。
今年は22%上がっています。

なんでこんな大きな差があるの!?
これは通貨建ての影響で差が出ています。
1326の方は金を買って、円を売っていました。
GLDの方は金を買って、ドルを売っていました。

なぜかというと、DXYで見るとドルは今年6.8%下がりました。

ドル円で見ると、今年は5%くらい下がりました。

なので、ここが差なんです。
今年はドルに対して円が下がりました。

だから、ドル建ての方が円建てよりもっと金は上がったんです。

なぜかというと、ドル建てのETFは金を買って、ドルを売っていた。
円建てのETFは金を買って、円を売っていました。
今年はドル円が5%下がったので、ドル建て金のETFは円建て金のETFよりパフォーマンスが強かったんです。

とても簡単な説明です。
つまり、ドル建てというのはあなたはドルを売っているんです。
何かが分子でドルが分母です。

トヨタのドル建てと円建てのパフォーマンスの違い

2つ目の例はトヨタです。

トヨタは円建てで日本でも取引してますし、ドル建てでもアメリカで取引しています。

TM

ドル建てのTMは9.37%今年上昇しました。

7203

円建てのトヨタの7203は今年4.07%上がりました。

なぜでしょうか?
先ほどと同じ理由です。
ドル円は今年5%下がりました。
この理由で、トヨタのドル建てと円建てのパフォーマンスが違うんです。

円建てで買うのは実は円が強い時には良くないんです。
ここがすごく重要です。

投資する時に考えないといけないのは、パフォーマンスの方が手数料より重要なんです。
例えば、トヨタをドル建てで買って後で円に戻さなくちゃいけないとか考えなくて良いんです。
証券会社で勝手にやってくれるんです。その時に小さなFXの手数料があるんです。
でも、それは気にしなくて良いんです。
今年は円建てとドル建てで5%のパフォーマンスの差がありました。
パフォーマンスの方が手数料より重要なんです。

僕はドルがここから長期的に下がり続けると思います。
短期的ははっきり言ってわからないです。ぜひ、昨日のビデオ(FXドル円、来年は90円台に落ちる?)を見てください。短期的には下がりすぎたので少し安定するかもしれません。
でも、長期的には下がると思います。

長期的にこのドル円が下がり続けるかもしれません。
なんで、長期的に下がり続ける場合に来年くらいまでにまた5%くらい下がるかもしれません。

この間にトヨタを買うとしたら、ドル建てと円建てどちらの方が上がりますか?
皆さんたぶんもう答えはわかっていると思います。

TMというドル建ての方がもっと上がります。
なので、これはFXの世界の問題なのでここは注意してください。

ドルと円だけでなく、ドルと新興国通貨でも同じことは起きている

これはドルと円だけでなく、新興国との間でも同じようなことが起きます。
新興国の通貨は何十年に渡ってドルに対して安くなっていました。
例えば、インドネシアの株を僕は以前におすすめしていました。

EIDO

このEIDOはドル建てです。
5年間で見るとたしかに上がっていません。
なぜかというと、これはインドネシアの株を買って、ドルを売っているということです。
インドネシアの株はインドネシアルピアです。
つまり、インドネシアルピアが分子でドルが分母にあるということでもあるんです。

UDSIDR

この5年間の間ドルインドネシアルピアは上がっているんです。
つまり、ドルが強くなっていたんです。
なので、ドル建ての方はルピア建てのものよりパフォーマンスが悪かったんです。

インドネシアの指数(ルピア建て)

ルピア建ての方は40%くらい上がっています。
その間にドル建ての方は32%くらいしか上がっていないんです。
この違いは、ドルインドネシアルピアが8%くらい上がっていたからです。

この為替の違いの影響を受けています。

だから、これからドルが下がる場合にはドルが分母になる商品の方がもっとパフォーマンスが良くなるんです。
この点についてはいつも考えてください。

僕はこの数年間はドルがもっと安くなると思うので、ドル建ての方を注目するべきだと思いますが、ここは皆さんの自己責任でお願いします。

今日も見てくれてありがとうございます!

おわりに

元動画

影武者が決算を学ぶ!

決算について学び始めたのでそちらの記事です。ぜひご覧ください。
【読書記録】決算を元に投資ができるようになりたい! 営業キャッシュフローのよい会社を買えとは?

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