
はじめに
コロナの変異種が今大きな話題です!
なのに、まだ観光株やアメリカの航空株は上がると思います。
ここについて解説したいです。
ニュースについて
コロナの変異種が今拡大しているというニュースです。
特にイギリスで感染が拡大していて、今はイギリスとの往来を40カ国くらいが禁止しています。
変異種のリスクは3つ!
変異種にはリスクが3つあります。
1.新しい変異種の拡大スピードが古いものより早い
黄色の部分がコロナの変異種ですが、ロンドンでは割合がどんどん大きくなってきています。今はほとんど新しい変異種になっています。
2.変異種による影響はまだ詳しくわかっていない
まだ、調査が完全には進んでいなくて理解できていない部分も多いようです。
3.感染速度が以前のものより早い
感染速度が早くよりリスクが大きいということも言われています。

ここは数字を見れば明らかです。
感染者数が急激に増えています。
こんなにリスクがあるのになんで航空株をおすすめするの!?
ここを客観的に数字とチャートで見たいです。
僕はこういう時こそアメリカの航空株を買っても良いと思います。
恐怖がある時こそ面白いと思います。
テクニカル分析
※チャート分析についてわからないことがある場合
MACD、RSI、ボリンジャーバンド、ピボットポイント分析等のテクニカルのやり方をがわからなかったり復習したい場合は過去のビデオを見て下さい。投資のスタンスに関しては、長期投資についてと短期投資についてとシャープ・レシオについても見て下さい。
JETSのチャートを分析する
今まで僕が皆さんにおススメしていたのはJETSという航空株のETFです。
JETSというのは今までも何回も出てきているのでご存知だと思いますが、アメリカの航空株の中で一番大きなETFです。

JETSを見ると、今日は2.3%下がりました。
ボリュームはそれほど大きくなかったです。前の3つの上がった日のボリュームの方が大きかったです。
だから、今回の下落はそれほどクレイジーなボリュームではないと思います。
このボリュームに関してはウォーレンバフェットが航空株を売っていた時にも同じようなことが起きていました。
その時に僕は買っていましたが、それはボリュームを重視していたんです。
上がっている日のボリュームの方が下がっている日のボリュームより大きかったんです。
それが、今も同じような状況だと僕は思います。
だから僕は買う圧力の方が売る圧力より大きいと確信を持っています。
ただ、チャートは尊重するべきです。
MACDを見ると短期的に下がっているトレンドです。

RSIもちょうど50を切ったところです。

ただ、もう1つ注目してほしいのは今はボリンジャーバンドの幅をちょうど出ました。
出たということは標準偏差の外れ値になっているということです。
この外れ値になるのは過去を見てみるとだいたい1日くらいです。1日飛び出てその後は幅の中に戻っています。
なので、短期的には少し回復するかもしれないということを示しています。
構成銘柄の空売り比率を分析する
ご存知の人も多いかもしれませんが、JETSの構成銘柄を見てみると。

上位4つが大きな割合を持っています。
そしてこの4銘柄の空売り比率も時々気にしないといけないんです。

例えばアメリカン航空の空売り比率を見てみると今は19.49です。
だから、これは少し上がりました。1年間の平均に戻ったということを示しています。

ユナイテッド航空の方も19.61なのでここも1年間の平均くらいです。

デルタ航空は12.95なのでここはまだ低いです。
だからデルタ航空はまだ危ないような気がします。
なぜかというと、空売りしている人があまりいないような感じがするからです。

最後にサウスウェストを見ると18.66なのでここも1年間の平均くらいです。
デルタ以外の航空会社は1年間の平均くらいなので悪い印ではないと思います。
ニュースを受けてどれくらい下がったのか?売り圧力はどれくらい?
そして、もう1つ面白かったのは、変異種の大きなニュースがあってどれくらい株価が下がるかな?と思って見ていたんですが、それほど下がっていなかったんです。

アメリカン航空は2.48%下がっていました。
ボリュームも全然大きくなかったです。

ユナイテッド航空は1.5%だけでした。
これもボリュームは全然大きくないです。

サウスウェスト航空も0.5%だけしか下がっていません。
そして、デルタ航空は1.33%だけ下がっていました。
僕が言いたいのはこれほど大きなニュースが出たにも関わらず、大きな下がりではなかったんです。
イギリスとの往来が禁止されるということは航空株にとっては最悪のニュースなので5~7%くらい下がると思っていました。
しかし、そんなに下がっていなかったんです。
だからあまり売り圧力がないような感じがします。
最後にオプションも見てみると。
恐怖も強欲も特にないように見えました。

アメリカン航空のインプライドボラティリティを見ると、オプションは特に動いていないんです。

ユナイテッド航空のところを見てみても何も動いていません。

サウスウェスト航空も特に何も動いていません。

デルタ航空も何も起こっていません。
つまり、オプションの世界でも株の世界でも恐怖はそれほどないということです。
空売りをしている人も戻っています。
だから、売り圧力がそれほどないというのが僕の結論です。
僕の意見
いつもの通り、投資は自己責任です。
長期的なおすすめ

長期的な投資としてアメリカの航空株を積み立てることは良いと僕は思います。
短期的なおすすめ
短期的にはMACDが下がっていたりするので数日間は下がるモメンタムがあると思います。
この下がっている間に長期投資として買うのが良いと思います。
何年間か待てば航空株は上がると思います。
新しいコロナの変異種は大きな恐怖だとは思いますが、重要なのは新しいワクチンが効くということです!
だから、長期的な投資として買うのが良いと思います。
今日も見てくれてありがとうございます!
おわりに
元動画
影武者が決算を学ぶ!
決算について学び始めたのでそちらの記事です。ぜひご覧ください。
【読書記録】決算を元に投資ができるようになりたい! 営業キャッシュフローのよい会社を買えとは?
過去のアメリカ株に関する記事一覧
過去の日本株に関する記事一覧
投資の基本の記事一覧
チャンネル登録はこちら
高橋ダンさんが出版している本
以下の本が関連する書籍になります。
上から新しい順で並べています。
ぜひTwitterもフォローしてください!
いいねやリツイートいただけると励みになります。