
はじめに
トルコリラ!
ゴールドマンサックスがアップデートの記事を出したので、解説と意見を言いたいです。
記事を見る
ゴールドマンサックスがトルコリラの見通しを上方修正したという記事です。
以前のUSDTRYの予測は7.5リラでしたが、7リラに修正をしたんです。

その理由はもう7.5リラに到達してしまったので、7リラに修正したんだと思います。
これは投資銀行がプライスターゲットを出すのですが、そこに到達した時に変えなきゃいけないという義務から来ていると思います。
たぶん、ここからもっとリラ高になるということを言っています。

すごく重要なチャートはこれだと思います。
各国の中央銀行の利子 – インフレのチャートです。
トルコは左から2番目ですが、かなり利子とインフレの差が大きいんです。
中央銀行の利子というのは、主にインフレをコントロールするものと雇用人数をコントロールするために使われます。
そして、ほとんどの中央銀行では1つ目のインフレのコントロールに重きを置きます。
トルコの方ではまだインフレがかなり高いので、利子も高いという状況です。

トルコの中央銀行の利子は17%とすごく高いです。

そして、トルコのインフレ率も14%ほどですごく高いです。
この2つの差で先ほどのチャートは計算されています。
2つの差を計算したものを実質レートというんです。

そして、このレートは他の国と比べてもかなり高いです。
なので、利下げのリスクが少しあるかもということを言っています。
利下げがあるとしたら、リラ安になってしまうのでリラ高になったとしても限定的というような言い方を記事ではしています。
とてもヘッジをかけたような言い方だと思います。
実際にどう思うのか?
実際、僕はどのように考えるのか。

チャートを見ると今はMACDは上昇トレンドになっています。
RSIも42で、RSIの上がりは続くような感じがします。
なので、チャートを見るとドルが上がるような気がします。

ドルリラのチャートだけでなく、DXY(ドルのバスケット)などを見てもドルは上がっている方向です。
だから、ドルが上がり続けるような気がします。
そのため、ドルリラはリラ安の方向に行くような気がしています。
7.5とか7.6くらいまでリラ安になる可能性があるかなと思っています。
ゴールドマンの3か月の予想では7までいくということを言っています。
それは、確率的にはあるかもしれませんが、短期的にはチャートが上がる傾向の方が下がる傾向より強いです。
だから、短期的にはリラ安の方がリラ高になる確率より大きいと思います。

Pivot Point分析を見ると7.44や7.47、7.51など色々な抵抗レベルがあるのでこれを全部突破してしまったらすぐに7.6とか7.7にいく確率があると思います。
だから、そこを気を付けないといけないと思います。
FXを取引している投資家がもしいたらドルリラを少し買っても良いと思います。
売りではないです。
ドルリラを少し買って、逆指値を7.3とか7.2のレベルに入れて取引をすると良いかもしれないです。
今回話したものは、長期投資に関わるものではないです。

短期投資に関わるものなので、そこも注意してください。

今日も見てくれてありがとうございます!
おわりに
元動画
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決算について学び始めたのでそちらの記事です。ぜひご覧ください。
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