稲盛 和夫の「生き方」という本を読んで

はじめに

稲盛 和夫氏の「生き方」という本を読んだので読書メモを記録に残しておきたいと思います。

Twitterではこんな感じでまとめています。
ブログ記事の内容は読書をしながら気になったところをメモしたものを公開している感じですが、Twitterの内容は140字に書くとしたらこうまとめるかな?というのをいくつか書き出したものになっています。

https://twitter.com/takapon_asset/status/1439574976206491652

序章

「考え方」というものは人生においてとても重要な要素

「考え方」は自分の人生を素晴らしいものに導くことにも、破滅させることにもつながる。
人間の心は弱いので、迷った時に自分の判断軸となる「考え方」を持つことが重要。
稲森和夫の考える人生の方程式は以下のもの

人生・仕事の結果 = 考え方×熱意×能力

「熱意」は能力と違って自分の意思で決めることができる。
「考え方」はその人の意思、哲学や理念、信念と言い換えることができる。人間としての生きる姿勢。
この考え方は結果に大きく影響する。
なぜなら、他のものが0から100に対して、考え方はマイナスからプラスまであるためです。

プラス・マイナスの「考え方」とはどのようなものか?

プラスの「考え方」

・常に前向きで、肯定的、建設的である。
・皆と一緒に仕事をしようと考える協調性を持っている。
・真面目で、正直で、謙虚で、努力家である。
・利己的ではなく、「足る」を知り、感謝の心を持っている。
・善意に満ち、思いやりがあって優しい。

マイナスの「考え方」

・後ろ向きで、否定的、非協力的である。
・暗く、悪意に満ちて、意地が悪く、他人を陥れようとする。
・不真面目で、噓つきで、傲慢で、怠け者。
・利己的で強欲、不平不満ばかり。
・自分の非を棚にあげて、人を恨み、人を妬む。

人生で直面するさまざまなことに対して、プラスの「考え方」に基づいて行動するだけのこと。
ただ、たったそれだけのことなのに、いざそのような機会に直面すると、人はこの人生の鉄則をつい見失いがち。

どんな状況でもプラスの「考え方」を養い、実践していくことに努める。
人生の鉄則はそれに尽きると言ってもよい。

大切なのは「こうありたい」と思い続けること。「こういう自分でありたい」と思って一生懸命努力し続ければ、必ず人間は成長するものです。

善き考え方を実践するための9つの生き方

1.大きな志を持つこと

「こんな人生を歩みたい」「将来こんな人間になりたい」というような願望を持つことが必要。
自分の可能性を信じ、実現することのみを強く思いながら努力を続ければ、いかなる困難があっても、思いは必ず実現します。

2.常に前向きであること

人間の無限の可能性を追求する。
何かを成し遂げる人は、困難にぶち当たったときでも、努力さえすれば必ず解決できると、楽天的に可能性を信じています。

ただひとつのことを誰よりも一生懸命に実践する人は追い込まれ、もがき苦しんでいるなかでも、真摯な態度で物事にぶつかっていくことで、ふだんでは考えられないような力を発揮することができる。

そして、その努力の向こうには自分でも想像できないような素晴らしい未来が広がっている。

「一生懸命に働くということは、苦しいことです。その苦しいことを毎日続けていくには、自分の仕事を好きになろうと努めることが必要です。仕事を愛し、仕事に喜びを見出せる人が成功を収めることができるのです。」

3.努力を惜しまないこと

真面目に、一生懸命に働く真面目に一生懸命に働くという行為こそが、人間を立派にしていく。苦労する経験を避けていった人で、立派な人間性をつくり上げた人などいないはず。今はどのような境遇であれ、人知れず、身を粉にして、懸命に働き続けることが大切です。

そのように苦労を重ねることが、立派な人間性をつくり、豊かな人生をつくることになることをぜひ信じていただきたい。
自分自身を、現在の能力で評価するのではなく、能力は未来に向かって開花していくという事を信じることが大切。一日一日を無駄にせず、全力を尽くしていく。

そのような向上心を持って、倦まず弛まず努力を重ねていくことを忘れてはいけません。
人生において安易な楽な道を選ぶのではなく、誰にも負けない努力とほとばしるような熱意をもって、一日一日をど真剣に走り続けてほしい。

4.誠実であること

いかなる障害があろうとも、自分に正直に生きる。

真摯という言葉は以下のようなことです。
「常に正しい道を踏み、誠を尽くして、仕事をしていかなければなりません。相手に迎合したり、「うまく世渡りできるから」といって妥協するような生き方をしてはならないのです。」

高い目標をあえて定め、真正面から取り組む。

5.創意を凝らすこと

パーフェクトを求める姿勢が自信をつくる稲盛氏は「完全主義を貫く」ことをモットーにしてきた。
自分自身にパーフェクトであるという自信がない人が、中途半端な心構えで取り組み、その結果にも自信を持てない。
それでは創造的なことは絶対にできません。
人生や仕事でも、最後の1%の努力を怠ったがために、すべてが無に帰してしまうことがあります。
自分自身の努力を実りあるものにするためにも、常にパーフェクトを求めなければいけません。

新しいことを成し遂げるには「何があってもこれをやり遂げるのだ」という、闘争心が必要です。
いかなる困難があろうと、可能性を信じ、決してあきらめることなく、粘り強く考え続け、あらゆる創意工夫を重ね、「これでもか、これでもか」と、誰にも負けない努力を重ねることでこそ、困難に思えた局面も打開し、チャレンジも成就していきます。

6.挫折にへこたれないこと

起きてしまったことはしょうがないので、自分が過ちを犯したと気づいたのなら、いたずらに悩まず、今度は失敗しないようにと改めて新しい思いを胸に抱き、新しい行動に移っていくことが大切です。
済んでしまったことに対して、深い反省はしても、感情や感性のレベルで心労を重ねてはなりません。

いいことも悪いことも、全てが試練人生には必ず浮き沈みがある。酷い目に遭っても、それを恨むのではなく、ひたすら耐えるのです。その「耐える」ということを通じて、人間ができていきます。

自然界は、みな試練を肥やしに成長していくようにできています。我々人間も仕事で苦しんだり、健康を害したりしたときには「この逆境は自分をもっと強く立派にするために天が与えてくれたものだ」と積極的に受け止めることが絶対に必要です。

7.心が純粋であること

どんな境遇にあろうとも、愚痴や不平不満を漏らさず、常に生きていること、いや、生かされていることに感謝する。
そのようにして幸せを感じる心を養うことによって、人生を豊かで潤いのある素晴らしいものに変えていくことができることを理解していただきたい。

幸せを感じる心は「足るを知る」心から生まれる物質的にいかに恵まれていようとも、際限なく欲望を追いかければ、不足を感じることになります。心のなかはいつも不満でいっぱいになり、決して幸せを感じることはできません。

一方、物質的に恵まれず、赤貧洗うような状態であっても、満ち足りた心があれば幸せになります。
つまり、幸せかどうかは、人の心の状態によって決まってくるものであり、普遍的な基準はありません。

8.謙虚であること

中国の古典に「謙のみ福を受く」という言葉があります。
傲慢な人間は幸福を得られない、謙虚な心の持ち主しかそれを得ることはできないという意味です。

どれほど社会的な名声を得ても、威張ったところがなく、常に謙虚でいられる人。
また、自分のことは横に置いて、いつでも世のため人のためを考え、行動できる人。そのような人こそ人格者です。

幸運に恵まれようとも、災難に遭おうとも、どんな状況でも謙虚に、自分というものを失わずに生きていくことが大切です。
謙虚さを忘れず、常に反省しながら、真面目に、誠実に人生を生きるようにしてください。
そういう生き方をすれば、必ず、自分でも想像できないほど人生が順調にいくようになります。

9.世のため、人のために行動すること

「情けは人のためならず」と言われるように、優しい思いやりに満ちた心、行動は、相手に善きことをもたらすのみならず、必ず自分に返ってくるものです。

人はふつう、まず自分のことを第一に考えがちですが、実は誰でも人の役に立ち、喜ばれることを、最高の幸せとする心を持っています。人間の本性とはそれほど美しいものです。

まとめ

善き「考え方」を持ち、「他力の風」を味方にする。

これまで「大きな志を持つこと」「常に前向きであること」「努力を惜しまないこと」「誠実であること」「創意を凝らすこと」「挫折にへこたれないこと」「心が純粋であること」「謙虚であること」「世のため、人のために行動すること」という9つのことを話していきました。

「考え方」次第で人生が変わるなど信じられないと思うかもしれませんが、稲盛氏自身が善き「考え方」を持つことで人生を好転させてきました。

最後に

おそらく、何かどうやって生きていったらいいんだろう?仕事で行き詰ってるけどどうしよう?何か停滞感があるな?って人にとっては響く内容が書かれていると思います。
稲盛氏の生きた具体例が書かれているのでとても面白い本です。
興味を持った方はぜひ読んでみてください!

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